[ドラスト・ヘア用品レビュー]

「ノンシリコン」本当に使うべきはこんな人! 元美容師がオススメするシャンプーTOP5

2022/11/19 14:00
AKKO(ライター)

ドラッグストアの売り場を席巻する、ヘアケア用品。化粧品はその場で色味や使い心地を確認できますが、シャンプーやヘアカラーなどはそうもいきません。「こんなはずじゃなかった……」と落ち込まないために、元美容師・AKKOが“オススメ商品”を独断と偏見で選んじゃいます!

「ノンシリコン」本当に使うべきはこんな人! 元美容師がオススメするシャンプーTOP5
写真ACより

「ノンシリコン」のメリットとデメリット

 シャンプーを選ぶ際、「ノンシリコン」というワードを意識される方は多いのではないでしょうか?

 まず、簡単に「ノンシリコン」について説明していきます。シリコンとは「シリコーンオイル」を指し、「ケイ素」を原料とした合成油のこと。このシリコンは髪のキューティクルに付着してコーティングする作用があるので、きしみをなくしツヤを出すなどの効果があります。そして、このシリコンを使用しないシャンプーが「ノンシリコン」なのです。

 ノンシリコンの良さはさまざまです。まずは、洗ったあとの髪がさっぱりと軽い仕上がりになります。さらに、カラーやパーマの持ちが良くなる効果も期待されます。というのも、実はシリコンは髪に付着すると蓄積していくともいわれており、その影響で、カラーやパーマの施術に支障をきたす場合があるのです。

 そして、フケに悩む方もノンシリコンを試す価値があります! すすぎが足りず頭皮にシリコンの成分が残っていると、それがフケやかゆみの原因になる可能性があるのです。ノンシリコンの場合はそうしたトラブルが少ないので、安心して使うことができるでしょう。


 一方で、ノンシリコンにも多少のデメリットはあります。まず、髪にきしみが生じやすくなる傾向があること。ダメージ毛の方は絡まりやすい上に摩擦でキューティクルが剥がれ、さらにダメージを進行させてしまう恐れも。また、コーティングがないことで手触りが若干悪く、ドライヤーやヘアアイロンの熱でも髪がダメージを受けやすくなります。

 とはいえ、最近はきしみがあまり出ない商品も続々と開発されています。肌が弱い人や、頭皮ケアをしたい人は「ノンシリコン」を選ぶといいかもしれませんね。

 このようなメリットとデメリットを理解した上で、ノンシリコンを使ってみたい方にオススメの商品をピックアップしていきます!

「ノンシリコンシャンプー」オススメ1位
ボタニスト ボタニカルシャンプー モイスト 490ml/1,540円(税込、以下同)

ボタニスト「ボタニカルシャンプー モイスト」

 これまでも“オススメ商品”としてたびたび紹介してきて、もはや殿堂入りしているボタニストシリーズ。こちらは、天然由来植物成分を90%以上も配合した、髪と地肌に優しいノンシリコンシャンプーです。

 アミノ酸系洗浄剤ベースで植物エキスの質も良く、セラミド2とダイズ由来脂質、ナノヒアルロン酸がうるおいを与え、髪の弾力とツヤに必要な水分を保つ力を高めます。髪に潤いを与えることで、乾燥や摩擦を防ぎ、ノンシリコンなのにきしみを抑えた指通りの良いなめらかな仕上がりが期待できるのです。


 また、これだけ良い成分が入っていながら価格は良心的。刺激物も比較的排除されているので、敏感肌から子どもまで安心して使えるのがうれしいポイント。乾燥するこれからの時期にもピッタリですよ! 世界3カ国でランキングNO.1を受賞する、安心と信頼のヘアケアブランドですから、自信を持ってオススメできます。

「ノンシリコンシャンプー」オススメ2位
モーガンズ ノンシリコン アミノ酸シャンプー(白樹) 300ml/2,860円

モーガンズ「ノンシリコン アミノ酸シャンプー」

 こちらはネット上の口コミでも注目度の高い、自然派アミノ酸系シャンプーです。髪と頭皮の健康を保つのに良い成分構成ながらも、弱酸性で適度な洗浄力と脱脂力が特徴。

 主となる洗浄成分は、ヤシ油を原料とするコカミドプロピルベタイン。マイルドながら、コンディショニング効果もある洗浄剤で、洗ったあともごわつきを抑え、しなやかに仕上がります。

 肌バリア成分は残しつつ、余分な皮脂や汚れはしっかり洗い流してくれるのもオススメできるポイント。また、もう一つの特徴である豊富な自然派エキス類の配合で、補修効果も抜群です。ダメージヘアが気になる人にもうってつけ。香りも良く、ラベンダーの匂いがバスタイムをより一層快適にしてくれそうです!

BOTANIST プレミアム シャンプー&トリートメント モイストセット