沢口靖子『科捜研の女』第5話、意外すぎる凶器に衝撃! 『相棒』の「イカ回」を思い出す人続出
沢口靖子主演『科捜研の女2022』の第5話が11月15日に放送され、平均世帯視聴率8.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。ネット上では、劇中に登場した“意外すぎる凶器”が話題になっている。
「Season22」にあたる同作は、今期新設された火曜午後9時のドラマ枠で放送。前シーズンまでの人間味あふれる作風からリニューアルされ、スタイリッシュでミステリアスな雰囲気に様変わりしている。
「ネット上では、いまだにリニューアルが物議を醸しており、『前のままのほうがよかった』『雰囲気が暗くて受け入れがたい』などの否定的な意見も目立ちます。同作は第1話で11.9%の高視聴率を記録したものの、第2話で8%台まで下落。その後も1ケタ台が続いていて、初回を見て『違う』と感じた視聴者が多かったのかもしれません」(テレビ誌記者)
※以下、『科捜研の女2022』第5話のネタバレを含みます。
とはいえ、沢口演じる榊マリコなどに根強いファンが多い。第5話では、大学の“動物音声学研究室”に所属する助教が、何者かに正面から切り付けられ、その衝撃で転倒し、後頭部を打ち付け絶命する事件が発生。マリコたちが調べを進めると、被害者の額から亀の排泄物が検出される。
その後、生物学者の由井沙織(高田里穂)が、「日本にいない亀のDNAを見つけた」と報告。それは被害者の額の傷と同じDNAで、絶滅危惧種の“マラッカガメ”のものだった……という展開だった。
なお、マラッカガメという名称のカメは存在せず、架空の名前のようだ。
「結局、犯人は盗んだマラッカガメを高く振りかぶり、助教を殴ったというのが真相でした。凶器が亀だったという衝撃展開に、ネット上では『生き物が凶器とは斬新! それにしても、亀に殴られて死ぬのは嫌だな』『甲羅が割れたりしないの?』『亀さんがかわいそう』などさまざまな反応が見られます」(同)
加えて、同局『相棒』シリーズに登場した驚きの凶器を想起した人も続出したようだ。
「2003年に放送された『相棒 Season2』の第3話『殺人晩餐会』では、レストランシェフの犯人が“冷凍イカ”でグルメガイドの覆面審査員の腹を刺し、その後、料理に使用。そのイカ料理を亀山薫(寺脇康文)が食べていました。この回は、『相棒』ファンの間で『イカ回』などと呼ばれ、語り継がれています」(同)
1999年のスタートから23年続く『科捜研の女』シリーズ。これまでさまざまな事件が描かれてきたが、長年見ているファンも、さすがに亀で殴りかかるシーンは衝撃だったようだ。