登録者数400万人超えのXは「税金対策でクルーザー購入!」、男女グループのYに「怪しい起業話」――YouTuberたちのリアルな“金銭事情”
――業界関係者たちは、日頃いったいどんな思いを抱えながら芸能人と一緒に仕事をしているのか。芸能界で働く、業界のオンナたちが、あの芸能人の意外な素顔から職場の愚痴まで、ざっくばらんにじゃべり尽くす!
[今回の参加者]
C子:芸能事務所で働く、業界歴8年目の30代
D子:映像制作会社スタッフの20代。業界歴5年目
【今回のトークテーマ】YouTuberたちのリアルな“金銭事情”
登録者400万人超えの人気YouTuber、節税対策でクルーザー購入!
D子 前回は、YouTuberの“飲み会でのトンデモエピソード”についてお話ししましたが、今回は、おそらく誰もが気になっているであろう“金銭事情”について暴露していきたいと思います。
C子 おお、いいね! そういえば、チャンネル登録者数139万人の男性YouTuber・カノックスターが、今月10日に公開した「先月最高月収だったからマジの収益公開して高級焼肉食べてみたwww」という動画の中で、「567万9,949円」って明かしていたみたい。彼の動画は、中には100万回再生を超えるものもあるけど、だいたい20〜50万台のものが多い。ってことは、100万回以上の再生回数を連発しているYouTuberは、月に1,000万以上稼いでると考えられるよね。すごいなぁ〜。
D子 YouTubeは、動画を1回再生されるごとに平均0.34円の収益になるそう。また、企業から依頼されて商品やサービスなどを紹介する“タイアップ案件”の動画では、場合にもよりますが、チャンネル登録者数が1ケタ台のYouTuberでも20〜30万円ほどの報酬を企業側からもらえるそうですよ。
C子 再生回数が伸びれば、企業としてはいいPRになるし、自分たちも収益が増えるわけだから、ウィンウィンだね。自分から「案件くださ〜い」ってアピールしている人もよく動画で見かけるけど、YouTuberにとってはメリットしかないし、そりゃあ、みんなやりたがるわけだ。
D子 また、企画にかかった飲食代や小道具代、衣装代など、もろもろの費用は経費になります。美容院代や化粧品代なども経費として認められるケースがありますから、特に女性YouTuberの場合は、一石二鳥な面が多いかもしれませんね。
C子 まあ、顔出しでの商売だし、芸能人同様にビジュアル売りしている人もいるわけだから、それくらいは旨味がないとやってられないかも。
D子 そういえば、チャンネル登録者400万人を超える、魚をさばく動画でおなじみの人気YouTuber・Xは、節税対策で1000万円のクルーザーを購入したという話も聞きましたよ。
C子 同じようにブランド物や高級時計を買っている人は大勢いるだろうね。景気がいいな~と思って見ていたけど、これからは「あっ、節税対策か」って冷めた目で見ちゃいそうだわ(笑)。