アンドリュー王子、チャールズ国王から王室追放を通告も…… 示談成立の女性に新たな動きアリで公務復帰の可能性?
また、英大手タブロイド紙「デイリー・メール」は、バージニアがアランに対する訴訟を取り下げたことで、アンドリュー王子の状況は一転。一貫して無実を主張してきた王子は、公務復帰できるよう「戦う決意をした」と報道。
加えて「ザ・サン」は、アンドリュー王子に近い情報筋の話として、「王子は(王室を守るために)和解したことを後悔している」「(自分が守った王室から)高位王族を引退させられたのは不意打ちだった。引退しろと強いられたのだ」と報じ、アランに対する訴訟を取り下げたことで王子も公務に復帰する道が見えてきたと「勢いづいている」と伝えた。
対して、「メトロ」は、王室の伝統であるサンドリンガム・ハウスでのクリスマス休暇に、アンドリュー王子も招待されていることは間違いないが、チャールズ国王は王子の公務復帰はまったくもって考えていないと報道。
この報道に対する世間の反応は冷ややか。今年に入り各メディアが「アンドリュー王子は寝室に72個のテディベアを並べており、きちんと配置されていないとヒステリックに怒鳴る」と報じたこともあり、ネット上では「いろいろな意味で気味が悪いから復帰してもらいたくない」といった声が多いようだ。
現地時間14日、「カウンセラー・オブ・ステート(国務参事官)」に高位王族であるアン王女とエドワード王子を追加するよう求めるチャールズ国王からの書簡が貴族院で読み上げられた。公務を引退したアンドリュー王子、ヘンリー王子の代わりということになり、事実上、公務をしない2人の王子は用無しとだとささやかれている。
22年間王立海軍に所属し、フォークランド紛争ではヘリコプターのパイロットとして活躍。軍への未練が強いとみられているアンドリュー王子。「スペア」として王室に尽くしてきた彼がスキャンダルを乗り越え、高位王族に復帰し、再び軍服を着る機会を得ることがきるのか――今後の展開に注目したい。