『相棒』劇場版、歴代相棒総出演プランの裏で――引退した成宮寛貴の「ファンミ開催」は芸能界復帰への布石?
2016年に芸能界を引退した元俳優の成宮寛貴(現在は、本名の平宮博重名義で活動)が今年11月14日、配信アプリ「LINE LIVE」で生配信を実施。来月17日に開催予定のファンイベント『HIROSHIGE NARIMIYA FAN MEETING – commune -』の詳細を発表した。
引退後も、「なりみやでした。」と題した生配信でファンと交流してきた成宮。116回目となった今月14日の配信ではファンミーティングについて語り、同日にチケットの抽選受付も開始した。
なお、同イベントは東京・コングレスクエア日本橋にて「午前11時開演」「午後2時開演」の2回公演を実施。チケット代は税込9,500円で、抽選申し込み期限は20日までとのことだ。
会場では成宮がプロデュースしたグッズの販売も行われるようだが、ネット上では「ファンミ今からドキドキするー! 当たりたいしグッズも買いたい」「どうかナリに会えますように」「今日はファンミのことで頭も心もいっぱい。本物のナリくんに会ったら、私どうなっちゃうんだろう」と興奮気味のファンが相次いでいる。
成宮といえば、16年12月に違法薬物の使用疑惑を「フライデー」(講談社)に報じられ、同月、「今後これ以上自分のプライバシーが人の悪意により世間に暴露され続けると思うと、自分にはもう耐えられそうにありません。今すぐこの芸能界から消えてなくなりたい」といったコメントとともに芸能界を引退。
その後は、海外を拠点としながら、アクセサリーや洋服、ぬいぐるみなどのプロデュース商品を開発し、自身のネットショップ「HN Product」で販売を行っている。
「成宮は昨年2月、都内のとあるショップにて4日間限定でプロデュース商品を販売。この時、来店したファンと写真を撮るなどしていましたが、今回のように大々的なファンイベントは引退後初。数年ぶりに生の成宮に会えると、喜ぶファンは多いです。ただ、一部でSNS上ではチケット代に関して『高い』と悲鳴が上がっているほか、『プロデュース商品の即売会では?』という臆測も散見されます」(芸能記者)
以前から、芸能界復帰を期待する声が多い成宮。11月8日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)は、『相棒』シリーズ(テレビ朝日系)で主演を務める水谷豊が、劇場版の新作について“歴代の相棒が全員登場する映画を作りたい”と希望していると報道。そして、3代目相棒・甲斐享役を演じた成宮に対しても、制作サイドが出演交渉をしていると伝えていた。
「『週刊女性』によると、『相棒』側は、成宮にいったん、事務所などに所属してもらった上で、『相棒』に出演させようとしているとか。引退後に自由を謳歌している様子の成宮だけに、芸能界に引き戻すのは一筋縄ではいかなさそうですが、今回のファンミーティングは復帰への布石と見ることもできます」(同)
6年前の引退時には、マスコミ宛てのファクスに「ファンの皆様、こんな形で去っていく自分を許してください」とメッセージをつづっていた成宮。突然のファンミーティング開催は、一体何を意味するのだろうか……。