ジャニーズ事務所に『ドラえもん』激怒? King&Prince・永瀬廉が「声優初挑戦」のニュース直後に退所発表
11月4日、King&Prince(以下、キンプリ)から岸優太、平野紫耀、神宮寺勇太が来年5月に脱退し、平野と神宮寺は同時に、また岸は同年秋にジャニーズ事務所も退所する予定であると発表された。事務所側は本来、今月5日にこれらを発表予定だったものの、さまざまな兼ね合いで前日の午後11時発表にしたと説明しているが、この異例の措置に対し「意外なところから、怒りの声が上がっている」(テレビ局関係者)という。
メンバー3人の脱退・退所発表直前まで、至って“通常運行”に見えていたキンプリ。
「4日は午後9時から音楽番組『ミュージックステーション』(テレビ朝日系、以下『Mステ』)に5人で生出演し、午後10時からは平野主演の連続ドラマ『クロサギ』(TBS系)第3話も放送と、いつもと何の変りもない様子だったのですが、午後11時にメンバーの進退について発表が行われると、ファンは大混乱。マスコミや業界関係者も大騒ぎとなりました」(スポーツ紙記者)
発表によれば、岸、平野、神宮寺は事務所を離れる一方、永瀬廉と高橋海人は事務所に残り、キンプリとして活動を継続するそうだ。
「ジャニーズサイドは発表がこのタイミングになった理由についても、公式サイト上で明かしています。『11月5日の然るべき時間帯に皆様へのお知らせを予定』していたものの、『憶測による情報が先行して流れる可能性』を危ぶみ、1日前倒しで発表したとのこと。また、キンプリの出演番組の放送時間を考慮した結果、午後11時という遅い時間になってしまったとも説明しました」(同)
しかし、ジャニーズのこの措置が、ある方面から反感を買ってしまったという。
「この日、『Mステ』で、永瀬が『映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)』(来年3月公開予定)で声優に初挑戦するという情報が解禁されたのですが、その直後に3人のキンプリ脱退・退所発表があったため、完全に埋もれてしまったんです。『Mステ』と『ドラえもん』を放送するテレビ朝日、また『ドラえもん』の著作権を持つ藤子・F・不二雄プロ(以下、藤子プロ)も、直前に“発表かぶり”を知り、『何もこんなタイミングにぶつけなくても!』と、そろって激怒したといいます」(前出・テレビ局関係者)
キンプリは人気グループとあって、常に何かしらの“告知”がある状況だけに、「“発表かぶり”が発生したのは致し方ない部分もありますが、それでも、永瀬の立場を考えれば、もう少し配慮してもよかったのでは」(同)とのこと。
映画公開が近づき、永瀬がドラえもんとともにPR活動を行う際には、ジャニーズ側とテレビ朝日、藤子プロ側の間に生じたわだかまりが解消されているといいのだが……。