King&Prince、デビュー時「世界を見据えた活動」報道とデビュー5年目の「もどかしい」現実――海外進出に向けた展開のこれまで
「また、同年11月23日放送の『バゲット』(日本テレビ系)に出演した際には、『21年の目標』として、『来年こそはアメリカに行きたい』(神宮寺)『アメリカに行きたい』(平野)『いざ世界へ。アメリカにやっぱ行ってみたい』(岸)と、あらためて海外進出に言及しました」(同)
そして、21年5月リリースのシングル「Magic Touch」は、メルビン・ティムティムが振り付けを担当し、ジャニーズファン内外で大きな話題に。グループとしてダンスの実力が注目を浴びた。
続く、同年7月発売 の3rdアルバム『Re:Sense』初回限定盤Bの表題曲「Namae Oshiete」は全編英語詞で、グラミー賞を12度受賞した世界的なヒットメーカー・Babyfaceがプロデュース。King&Princeサイドから楽曲制作をオファーし、Babyfaceとのコラボレーションが実現したという。レコーディングも米・ロサンゼルスで行われ、デビューから4年、ようやく近年は音楽面で海外を意識した展開になっていた。
また、メンバーは英語のレッスンも受講。永瀬がラジオ『King&Prince 永瀬廉のRadioGARDEN』(文化放送、21年12月25日放送)で明かしたところによれば、英語力が最も高いのは岸で、海外で英語を話すことになったら、「俺ら4人で土下座をして『岸さん、そん時はお願いしまーす』」と頼むことにしているという。
「その岸は、アメリカに語学留学に行ったと『痛快TVスカッとジャパン』(フジテレビ系、19年6月放送)で告白。『やっぱり、英語っていうのはこの先必要になってくるのかなと思いまして。1週間留学させていただいた』と打ち明けていました。ただ結局、22年11月現在までにグループとして海外進出や、世界デビューなどには至らなかったわけです。一部メンバーはもどかしい思いを抱えていたのでしょう」(同)
5人のKing&Princeが見られるのも残り約半年。どういう活動を展開していくのか、目が離せない。