ジャニーズJr.・IMPACTors、滝沢秀明氏の電撃退社でファン「これからどうなるの?」心配のワケ
11月1日に発表されたジャニーズ事務所副社長兼ジャニーズアイランド社長・滝沢秀明氏の“電撃退社”。退社理由がはっきりしないこともあり、混乱するジャニーズファンが続出しているが、あるジャニーズJr.内ユニットの今後を心配する声も上がっている。
滝沢氏といえば、Snow ManとSixTONESの同時デビューという異例の試みのほか、SNSなどのネット戦略を強化するなどして、ジャニーズタレントの在り方に変革を起こした人物として知られている。さらには、10月28日にTravis Japanの配信シングルによる世界デビューを主導したことで話題になったばかりだ。
「滝沢氏は、所属タレントの不祥事が明らかになっても“ひたすらスルーを貫く”という従来のジャニーズの方針を変えたとも言われています。実際、滝沢氏が猛プッシュしていたとされるSnow Manの岩本照が、2020年3月に“未成年女子とのラブホテル飲み会”をスクープされた際には、約3カ月の活動自粛という処分を下していました。当時、Snow Manはデビュー直後という大切な時期で、報じられた飲み会自体も3年前の出来事でしたが、揉み消すようなことはしなかった」(芸能ライター)
そうした変化について、ネット上では「タッキーが幹部になってから、不祥事を起こしたメンバーがしっかりと処分されるようになってる」と好意的な見方もあったが、一方、スキャンダルが明らかになったジャニーズJr.に対しては、処罰の与え方にムラがあるとしてファンから不満も上がっていた。
ジャニーズファンから賛否両論を集めつつも、ジャニーズ事務所を良い方向に導いていたとして、一定の評価を得てきた滝沢氏。突然の退社を嘆く声がある中、ジャニーズJr.内ユニット・IMPACTorsの今後を心配するファンも少なくない。
IMPACTorsは滝沢氏が自らグループ名を命名。20年10月16日に放送された音楽番組『ミュージックステーション』2時間スペシャル(テレビ朝日系)でグループ名を大々的に発表し、コロナ禍で行ったジャニーズJr.の配信ライブでも目立つポジションを確保していた。
「昨年1月、YouTubeに公式チャンネル『ジャニーズJr.チャンネル+』が誕生した時も、最初に公開された動画がIMPACTors初のオリジナル曲のミュージックビデオだったため、ファンの間で『タッキーのお気に入りだからって優遇されすぎ』と物議を醸しました」(同)
このように、IMPACTorsは滝沢氏に猛プッシュされてきたため、当然ながらデビューを期待する声もあった。そんな中での退社に、ネット上では「IMPACTorsはこれからどうなるの?」と心配する声が相次いでいるほか、「育てたらデビューまで責任もってください!」と滝沢氏の責任を問う声や、「タッキーの力ではなく、自分たちの力で羽ばたけるようにファンが応援するしかない」と意気込むファンなど、さまざまな反応が見られる。
今後が不安視されているIMPACTors。Travis Japanのように、華々しいデビューを飾れるだろうか。