SixTONES、滝沢秀明氏のジャニーズ退社問題で「ツアーが保留」になっていた?
11月1日に発表された滝沢秀明氏のジャニーズ事務所退社は、ほかならぬジャニーズ内部にも衝撃が走ったという。当人からの申し入れは9月中旬にあったと伝えられたものの、多くの社員は発表前日、つまり退社当日の10月31日に知らされたようだ。業界関係者も当然、この電撃退社に衝撃を受けているが、「だからSixTONESのコンサートは“ペンディング”されていたのか」という“納得”の声も上がっている。
「今回の退社騒動で一番混乱しているのは、東宝と松竹でしょう。それぞれ来年開催の舞台『JOHNNYS’ World Next Stage』『滝沢歌舞伎ZERO2023』を控えている状況で、急きょ、演出に携わっていた滝沢氏が抜けてしまうとあって、制作自体を一から見直さざるを得なくなってしまった。前者は滝沢氏に代わってジャニーズアイランドの代表取締役に就任した元V6・井ノ原快彦や少年隊・東山紀之、KinKi Kids・堂本光一の演出で来年元日から公演されると発表があった一方、後者に関しては、一部スポーツ紙で『ドーム級の巨大会場で開催を計画している』と伝えられたものの、名称含めてどういった形での公演になるのか不透明のままです」(制作会社関係者)
そんな中、SixTONESのコンサートに関しても、この1カ月ほど、ペンディング状態に陥っていたという。
SixTONESは、Snow Manとともに滝沢氏のプロデュースで20年1月にCDデビューしたグループ。彼らはこの秋に、新たなコンサートツアーを発表予定だったという。
「すでに会場や日程も組まれていて、あとは正式発表するのみという段階になっていたものの、なぜか公にならず、ストップしていたんです。今回の滝沢氏退社でわかったことですが、彼の去就について決着するまで、SixTONESのツアー発表は“保留”になっていたとか」(同)
滝沢氏の退社に関しては、事務所幹部との対立、確執などさまざまな説が業界内外でささやかれている。しかし、ジャニーズ上層部は滝沢氏を全力で留意し、退社を思いとどまってくれることに期待していたようだが、「結果的にそれはかなわず、SixTONESは“育ての親不在”の形でツアーを敢行することになる」(同)という。
それでも、ツアー自体を中止するという選択肢はないようだ。
「メンバーにとっても複雑なところでしょうが、それでもファンの期待に応えることが第一優先。近く正式に情報解禁される見込みとなっています」(同)
首を長くしてSixTONESのコンサートツアー発表を待つファンを、1日も早く安心させてほしいものだ。