『クロサギ』第2話で“予告詐欺”発生? 平野紫耀の「指クイシーン」にファンガッカリのワケ
King&Prince・平野紫耀主演の連続ドラマ『クロサギ』(TBS系)の第2話が10月28日に放送され、世帯平均視聴率7.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。初回は9.2%で発進したため、1.9ポイントの大幅ダウンとなった。
肝心の物語では、“男性アイドルグループを応援する女性が詐欺被害に遭う”というストーリーが展開され、ジャニーズファンを中心にネット上で話題を呼んでいる。
同作は、黒丸氏、夏原武氏(原案)による人気漫画『クロサギ』シリーズ(小学館)を実写化した、2006年4月期放送の連ドラのリメーク版。詐欺によって家族を失った主人公・黒崎高志郎(平野)が、「詐欺師を騙す詐欺師=クロサギ」となり、詐欺被害者を救いつつ、自身の敵に立ち向かっていく物語だ。
同28日放送の2話に登場した詐欺被害者は、八木莉可子演じる男性アイドルファンの江本美知留。ネット上で「出会わせ屋」の広告を見つけ、探偵・川中幹夫(新納慎也)のもとを訪問し、“推し”のアイドルと出会わせてくれるよう契約を結んだものの、お金を騙し取られてしまい、事情を知った黒崎が動き出したのだった。
物語の終盤には、黒崎にお金を取り返してもらった美知留が、「バカでした。私なんかが会えるわけないのに」と後悔を口にする場面も。黒崎は「そうだね。たぶん推しの彼には、江本さんの思いは一生伝わらない」「でもさ、その思いって江本さんにとっての大事なものでしょ? だってスゴいことじゃん。その人が幸せになれば自分も幸せになる。そんな存在がいるなんて。推しの彼は、江本さんたちの幸せのために頑張ってるんでしょ?」と元気づけていた。
「ドラマの設定とはいえ、現役アイドルである平野が“推しとファン”の関係性に言及したわけです。SNS上では『感慨深い』『紫耀くんが言うと重みがある』『胸に刺さった』など、さまざまな反響が寄せられていました。また、ドラマ放送後、同作の脚本を手がける篠﨑絵里子氏は、自身のTwitterに裏話を投稿。『ちなみに黒崎の「推しの彼には江本さんの想いは一生伝わらない」という最初の台詞、平野くんは「胸が痛い」と言っていたそうです。ごめんなさい。黒崎流の優しさなのです』『でもでも、最後まで台詞を聞いていただければ、結局のところみなさんの思いはちゃんと届いてるんだよ、というシーンです』(原文ママ、以下同)と明かしています」(ジャニーズに詳しい記者)