チャールズ新国王、戴冠式の日取りは息子・ヘンリー王子へのディス? 王室批判発言にみる冷え切った父子関係
王室をスリム化することで、コスト削減を目指すとみられているチャールズ国王。この計画は以前より持ち上がっており、ヘンリー王子夫妻は「スリム化した暁には、自分たちが主要メンバーから外れる」ことを知ったため、離脱する決意を固めたとも伝えられている。
離脱後、1年もたたないうちに、ヘンリー王子夫妻は王室批判を展開。王子は、父親を名指しで批判することが多く、フィリップ殿下の容体が悪化していると報じられていた昨年3月には、米CBS局で放送された特番『Oprah With Meghan and Harry』に出演して、父への思いを激白。離脱についてチャールズ現国王に相談をしたものの、「2回しか話せなかった。電話をかけても出なくなってしまったからね。『君の計画を書いて送ってくれ』と言われて」と、話し合いを拒絶されて悲しかったと明かした。
その後、再び連絡を取るようになったものの、「父にはがっかりした」と言い放ち、「父のことは愛しているけれど、私の受けた傷はあまりにも大きい」と恨みつらみまで口にし、世間に衝撃を与えた。
ほかにも、「文字通り経済的に断ち切られた」「母が残してくれた遺産がなければ、ここまではできなかった」と告白。しかし、このインタビューの3カ月後、少なくとも離脱した3月末から夏までは、チャールズ国王が王子に多額の資金を援助していたことが判明し、「嫌で王室を出たのに、その後もパパに面倒見てもらうというのは虫がよすぎる」と叩かれた。
こうした王子の発言はチャールズ国王に相当なショックを与えたそうで、英紙「サンデー・タイムズ」は国王の友人の話として、「ヘンリー王子のこともメーガン夫人や孫たちのことも愛しているし、会えなくて寂しいと思っているのに」このような言動を取られて「完全にうろたえてしまっている」と紹介。王室ファンからは同情が集まっている。
ちなみに、チャールズ国王が援助を打ち切ったのは、経済的に自立したのが確認できたからとしており、Netflixと1億ドル(約147億円)で、Spotifyとも多額の契約金で複数年にわたるコンテンツ制作の契約を結ぶことを知り、安心したからだろうとみられている。