チャールズ新国王、戴冠式の日取りは息子・ヘンリー王子へのディス? 王室批判発言にみる冷え切った父子関係
現地時間10月11日、国王チャールズ3世の戴冠式が来年5月6日に執り行われることが発表された。イギリスは景気が悪化しているため、エリザベス女王の戴冠式と比べて簡素化すると報じられているが、ヘンリー王子夫妻のファンは「5月6日は王子の長男アーチーの誕生日!」だと騒然。「この日に戴冠式をぶつけてくるなんて、明らかに夫妻へのディスだ」と大騒ぎしている。
王室離脱後も君主であるエリザベス女王には敬意を払い、良好な関係だとアピールしてきたヘンリー王子。しかし、父親であるチャールズ現国王に対する不満はたびたび口に。何を言われてもノーコメントの姿勢だと知っていながら、王室批判ばかり繰り返すヘンリー王子に対して、兄のウィリアム皇太子は「許せない」と怒っているが、国王は息子を愛し続け、和解の道を探っていたと伝えられてきた。
しかし、女王の葬儀でヘンリー王子が王族のシニアメンバーたちと比べて冷遇・差別されていたことから、新国王の考えは変わったのではないかという意見も聞かれる。新国王は、ヘンリー王子夫妻から王族の特権を奪い、これまで以上に距離を置くつもりなのではないか ──という臆測だ。
そんな中、バッキンガム宮殿が新国王の戴冠式を2023年5月6日にロンドンのウェストミンスター寺院で執り行うことを発表したのだ。
このニュースに、ヘンリー王子夫妻のファンからは、「 アーチーの誕生日を戴冠式に選ぶなんて!」「1年は365日もあるのに? なんでわざわざこの日を選ぶのかしら!」「孫の誕生日を選ぶだなんて。そこまでして自分だけに注目を集めたいの?」と反発する声が噴出。
ヘンリー王子夫妻が、ほかの王室メンバーの特別な日に自分たちの重大発表をぶつける“クラッシャー”であることはよく知られているが、「だからって、4歳の孫の誕生日に戴冠式をぶつけてくるなんて!」とファンは王室側のやり方に激怒している。
Twitterには、「アーチーの誕生日を祝いたくないから、この日を選んだんじゃない?」「ヘンリー王子に対する、“お前はアメリカで息子の誕生日でも祝っとけ、戴冠式には来るな”ってメッセージじゃない?」「ヘンリー王子夫妻に対する、とんでもないディス。(夫妻は)きっとびっくりしているはず」「アーチーの誕生日写真を、当日出せなくなったね。新国王に注目が集まってる中で公開しても、存在感が薄れるから」などの声が巻き起こった。
「いや、戴冠式の日にちは王室が教会と話し合って決めることでしょ」「王室から離脱した王子夫妻の息子の誕生日まで配慮しなければならないの?」「ヘンリー王子はアーチーの3歳の誕生日に一日中ポロしてたんだから、誕生日にはこだわらない人なんじゃないの?」といった冷静な意見も出ているが、ヘンリー王子夫妻を応援しているファンとしては「何か深い意味があるに違いない」と勘繰ってしまうようだ。