サイゾーウーマンコラム仁科友里「女のための有名人深読み週報」東出は人にとことんまで甘えるタイプ? コラム 仁科友里「女のための有名人深読み週報」 東出昌大は、元妻・杏にとことんまで甘えている? 「清貧気取りの山籠もり」よりすべきこと 2022/10/06 21:00 仁科友里(ライター) 女のための有名人深読み週報 羨望、嫉妬、嫌悪、共感、慈愛――私たちの心のどこかを刺激する人気芸能人たち。ライター・仁科友里が、そんな有名人の発言にくすぐられる“女心の深層”を暴きます。 Getty Imagesより <今週の有名人> 「臆測で事実と違うことを書かれるのはイヤなので、きちんと自分からお話したい」東出昌大 「週刊女性」2022年10月11日号(主婦と生活社) 2022年10月11日号「週刊女性」(主婦と生活社)に掲載された「≪直撃撮≫東出昌大、不倫・離婚後の“ひとり身生活”は山小屋!家賃ゼロ、携帯電話は圏外、汲み取り式トイレの『自給自足生活』を語った」という記事。 タイトル通り、東出は女優・唐田えりかとの不倫が原因で、20年夏に女優・杏と離婚。現在、人里離れた関東近郊の山間の山小屋で暮らしており、自分で仕留めた獣をさばいたり、山菜を取ったり、近所の人にもらった野菜を食べるなどして生活しているという。小屋には風呂がないので、温泉につかる日々だそうだ。 人気俳優として、都心に住まいを持っていた頃と比べると、あまりにも質素な暮らしぶりだけに、現在の東出を“転落”したと感じ、「彼は反省している」と受け取る人もいるかもしれない。けれど、この記事を読んで、私が感じたのは、東出の「人にとことんまで甘えてしまう」一面だった。 同記事の中で、東出は取材を受けた理由を「臆測で事実と違うことを書かれるのはイヤなので、きちんと自分からお話したい」としている。芸能人の不倫が好意的に受け止められることはないが、中でも東出の不倫は群を抜いて感じが悪かった。 不倫をスクープした「週刊文春」(文藝春秋)によると、東出は杏との間に3人の子どもがいるものの、家事・育児をすることはなく、杏はワンオペを強いられたそうだ。東出は、家に帰ってすぐに温かい食事ができていないと、怒って外に食べに行ってしまうなど、モラハラ的な態度もあったという。また、不倫相手の唐田が、東出との関係を頻繁にSNSで匂わせていたが、それをやめさせようとしなかった。このように、東出の不倫にはイヤな要素がてんこ盛りで、彼の好感度は地に落ちたといえるだろう。 唐田との不倫の後も、東出の“やらかし”は続く。コロナ禍の影響で“密”を避けることが求められ、エンタメ界が打撃を受ける中、東出が映画のロケ先に女性を呼び寄せていたことが、昨年10月発売の「文春」報道によって明らかとなった。東出は独身だから恋愛自体は構わないが、イメージ回復に努めなければいけない時期、かつ新型コロナ感染のリスクを下げなくてはいけない時期の軽はずみな行動に、事務所はすっかりあきれ、東出を解雇したのだった。 一連の騒動で、すっかり「悪者」となった東出を擁護するような報道はほとんどなく、中には「東出は悪いヤツ」という結論に基づく偏った記事や、明らかに事実と違う記事もあったのかもしれない。しかし、本来、彼の味方であるはずの事務所から切られたということは、東出がそうした“臆測”だけで追い込まれたのではないということを示唆しているのではないか。 次のページ 東出昌大、養育費は1人1万円? 離婚後も杏の経済力に甘える 12次のページ Yahoo 寝ても覚めても 東出昌大 関連記事 唐田えりか、「杏から東出を略奪するため」に必要だったこと――「結婚とカネ」を考える東出昌大、渡辺謙、実母……“問題のある人たち”に囲まれる杏が「優等生」なワケCocomiのアドバイスを聞き入れない工藤静香――「娘に折れない母」と「融通の利かない長女」の関係浜崎あゆみと松浦勝人氏の感覚は「90年代で止まっている」――2人のハグ写真に思うこと高橋真麻、TBS・宇賀神メグに「腹立ちましたよ」……今の時代に合う「女子アナの小競り合い」とは?