『モーニングショー』玉川徹氏、出勤停止前にも発言に批判! 大谷翔平“二刀流”への持論が「適当」?
朝の情報番組『羽鳥慎一 モーニングショー』(テレビ朝日系)でレギュラーコメンテーターを務めるテレビ朝日社員・玉川徹氏。同氏の“処分”が「甘すぎる」として、ネット上で物議を醸している。
テレビ朝日は10月4日に開かれた定例社長会見の中で、玉川氏を5日より10日間の出勤停止処分にすると発表。9月28日の『モーニングショー』の中で、事実に基づかない発言を行い、番組と会社の信用を傷つけたことをその理由と説明した。
「同27日に執り行われた『故安倍晋三国葬儀』で菅義偉前首相が行った弔辞読み上げについて、玉川氏は28日の放送の中で、『僕は演出側の人間ですからね』と前置きした上で、『当然、これ電通入ってますからね』と大手広告代理店の電通が関わったとコメント。しかし、翌29日の放送で『事実ではありませんでした』『電通は全く関わっていないということがわかりました』と訂正し、謝罪していました。この件に関して、同局の報道局情報番組センター長、番組担当のチーフプロデューサーもけん責の処分を受けることが、同じく定例社長会見で明かされたんです」(芸能ライター)
玉川氏は出勤停止処分が明けた後は、番組に復帰する予定だという。出勤停止処分が始まる5日に放送された『モーニングショー』では、番組MCの羽鳥慎一が「今日から玉川さんがですね、出勤停止処分となりました」とこの件に触れ、「なぜ今回、このような発言になったのかの説明をあらためてするべき、そして謝罪をするべきだというふうに私は思っております」と意見を述べていた。
「同氏に対する処分について、Twitter上では『#玉川徹の謹慎処分に抗議します』というハッシュタグがトレンド入りするほど、話題を集めることに。『今後はちゃんとファクトチェックをした上で、玉川節を奏でてほしい』『きちんと謝罪もしたし、この程度の処分で十分』などと10日間の処分に肯定的な声が見られる一方で、『処分が軽すぎるから、降板かクビにするべき』『10日の謹慎処分って、ただの遅い夏休みでしょ』といった疑問の声も目立ちます」(同)
なお、玉川氏は4日まで、『モーニングショー』に通常通り出演。3日の放送では、所属チームのロサンゼルス・エンゼルスと年棒3,000万ドル(約43億5,000万円)での1年契約に合意した大谷翔平選手について発言していたが……。
「玉川氏は、大谷選手について『今年はピッチャーで調子がいいなと思ったら、そっちに専念してみようとか、今年は最多勝を獲ってみようとか、ホームラン王をやってみようとか、そういうのもいいんじゃないのと思っちゃう』と持論を展開。これを『大谷選手の投打二刀流というプレイスタイルを否定している』と受け取った野球ファンは、ネット上に『発言が適当すぎる』『門外漢が語ることじゃない』などと書き込み、批判が噴出していました」(同)
とはいえ、『モーニングショー』は世帯平均視聴率が8~9%台(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、同番組が放送される午前8~10時の時間帯において、他局を抜いて独走状態にある。問題の発言が放送された9月28日も、9.4%を獲得していた。
こうした“一人勝ち”の状況が今回の玉川氏の処分内容に影響したのかどうかは不明だが、復帰後も今まで通り同氏の奔放な発言が賛否を集める状況は続きそうだ。