東出昌大にマスコミメロメロ!? 山小屋生活インタビュー、なぜ続く?
10月4日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)が、前号に引き続き、俳優・東出昌大の山小屋生活に密着し、グラビアも含め計6ページの大特集を展開している。
インタビューは、山での暮らしぶりに終始し、世間が最も聞きたいであろう不倫スキャンダルについての言及は一切ナシ。どうやら東出から“神対応”を受けたマスコミ側が、彼に骨抜きにされてしまったがために、批判的な論調の記事を書けなかったというウラ事情があるようだ。
東出が現在、関東地方の山間で“山小屋生活”を送っていることは、9月7日発売のムック「週刊文春CIMEMA!」(文藝春秋)が一足先に報道。「週刊女性」も、その新拠点を割り出し、直撃取材に成功している。同誌の記事内容を見ると、記者は東出の暮らす山小屋に招かれ、東出の運転する車で周辺を案内されたりなど、「手厚いもてなしを受けた様子」(芸能ライター)というが……。
「『週刊女性』はこれまで、元妻の女優・杏との離婚や唐田えりかとの不倫関係、また新恋人として報じられたAさんとの交際など、東出の女性関係を批判的に報じてきましたが、先週発売号から一転して、まるで東出のスポークスマンのごとく、好意的な記事を展開するようになりました。しかしネット上では、自給自足のセカンドライフを楽しそうに語る東出に対して、『自分の不倫で家族をめちゃくちゃにしたのに』『それより養育費はちゃんと支払っているのか』など、否定的な声が上がっています」(同)
2号連続で東出の新生活をポジティブに伝える記事を掲載したとあって、マスコミ界隈では「『週刊女性』が東出にメロメロになってしまっている」(週刊誌記者)などと陰口がささやかれているようだ。
「同誌は今後、東出に別のスキャンダルが発生しても、批判的なトーンでは取り上げず、本人に直接取材を行い、フォローの記事を出すと予想されます。一方で東出の立場に立ってみれば、『マスコミ懐柔に成功した』といえるのでは。今後も、同様の“おもてなし”を受け、東出に抱き込まれるマスコミが続出すれば、いずれ彼のスキャンダル報道は消えていく可能性があります。それこそ、ジャニーズ事務所ばりの忖度が発動するなんてこともなくはないでしょう」(同)
なお、敵対関係にある記者をあえて自宅に招き入れ、“一宿一飯の恩義”を与えることで、自身に不利な記事を止めるというのは、「昭和時代のスターがやっていた手法」(同)なのだとか。
「しかも東出に取材するとなると、『出張に行ける』というおいしい特典がつくので、記事にしたがる記者は多いでしょう。女性スキャンダルで、家族や仕事、所属事務所まで失ってしまった東出ですが、意外と“マスコミ懐柔”が、起死回生の一手となるかもしれません」(同)
今後も東出をめぐる報道は、山小屋生活を中心としたものになると予想される。果たして「週刊女性」に続いて、東出に“メロメロ”になってしまうマスコミはどこになるのか?