ごぼうの党代表・奥野卓志氏、ジャニーズ事務所・滝沢秀明氏からの「支援」明言! 花束投げ捨て騒動で物議
9月25日、さいたまスーパーアリーナで行われた格闘技イベント『超RIZIN』。プロボクシング元世界5階級制覇王者のフロイド・メイウェザーと総合格闘家・朝倉未来のエキシビション戦前、政治団体「ごぼうの党」代表・奥野卓志氏がリング上に登場したが、メイウェザーに贈呈するはずの花束を投げ捨てるという暴挙に出た。ネット上はたちまち“大炎上”となり、奥野氏を支持する著名人たちにも、非難の矛先が向いているようだ。
奥野氏が代表を務めるごぼうの党は、今年6月に発足したばかりの政治団体。ONE OK ROCK・Takaや俳優・山田孝之、元ジャニーズの山下智久、YouTuberのヒカルなど、複数の有名人が支持を表明したとして話題になったが、7月10日に投開票が行われた「第26回参議院議員通常選挙」では、党の候補者全員が落選した。
「当時からネット上で『胡散臭い』などとささやかれていたごぼうの党、および奥野氏ですが、『超RIZIN』での問題行動がネット上で大炎上しています。奥野氏は、オークション『超RIZIN NFT DIGITAL TICKET』にて、アリーナ最前列で試合を観戦できるチケットを最高額で落札。これにより、同氏は“メイウェザーへの花束贈呈”の権利を得たものの、その花束をわざと投げ捨てたのです」(同)
試合後、同イベントの運営会社・ドリームファクトリーワールドワイドの榊原信行CEOがリング上で謝罪。かたや奥野氏は、「東京スポーツ」の取材を受け、メイウェザーが「金の話」ばかりするなどと暴露し、「炎上するなというのは、やる前から分かっていた。それでもごぼうの党を知ってくれたらいいなという気持ちでやっている」と答えるなど、あっさりと“炎上商法”を認めている。
「ネット上では奥野氏を支持していた有名人たちにも批判が“飛び火”している状況です。その一人であるヒカルは26日、自身のTwitterで、『花束の件で俺にもめちゃくちゃ誹謗中傷が届いてて』と報告し、『花束の件に関して100%奥野さんに非があると思う そこに関しては異論の余地もない』とコメントしました。そんな中、一部でジャニーズ事務所副社長・滝沢秀明氏と奥野氏の関係がうわさされ、物議を醸しているんです」(芸能プロ関係者)
Takaや山田、山下らとは違って、滝沢氏はごぼうの党の支持を明らかにしていないが、なぜ名前が取り沙汰されているのだろうか。
「実は今回の騒動後、ごぼうの党のWikipediaに、滝沢の名前が書き込まれては削除されるといった状態が続いているんです。内容は、党の演説で踊りを披露する“ごぼうダンサーズ”の演出、楽曲について『ジャニーズの滝沢副社長の支援を受けた』というもの。出典元は奥野氏のSNSとなっています」(同)
奥野氏は、7月14日付の投稿で「ごぼうダンサーズの演出や楽曲は ジャニーズの滝沢副社長が助けてくれました こうして名前を出すと怒られるかもしれないけど」などとつづっていたのだ。
「奥野氏が滝沢氏の名前を出したことで、本人やジャニーズサイドから怒られたのかどうかは不明ですが、今まさにヒカルなどの支援者が炎上に巻き込まれている渦中だけに、滝沢氏やジャニーズにも影響がないとは言えないでしょう。なお、一部関係者の間では、『滝沢氏は、奥野氏がオーナーを務める高級サロン・銀座一徳の常連なので、当人同士の交流は確かにある』という話もあります」(同)
滝沢氏に限らず、奥野氏とのつながりをオープンにしていた有名人たちも、今回の“花束投げ捨て事件”には困惑しているようだが、それでも奥野氏は“炎上上等商法”のスタンスを貫くのだろうか。