日テレ『イッテQ!』、イモトアヤコの完全復活で“高視聴率”取り戻せる? 過酷ロケ完遂に称賛の声
9月18日に放送された『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)で、お笑いタレント・イモトアヤコが“完全復活”し、視聴者から称賛の声が集まっている。
今回の番組前半では、「珍獣ハンターイモトジャパンツアー in 北海道」という企画を放送。イモトが北海道を訪れ、ニセコにある日本一の滑走距離を誇るジップライン「ブラックダイアモンドスーパーフライ」にチャレンジしたほか、斜里郡清里町の斜里川で、サクラマスの滝登り見学などを行った。
「企画の最後でイモトは、番組内で『誰も登らないであろう場所を見つけてなんとか登り、達成感を味わうという、物好きがする山登り』と説明のあった、“辺境クライミング”に挑戦。落差40mの海岸瀑クライミングにチャレンジし、滝の水や滑る岩肌に苦戦しながらも、スタートから1時間50分で踏破に成功していました」(芸能ライター)
このチャレンジの途中、イモトが「精神的に安定してるわ。前向きな、ポジティブな言葉しか、今のところ出てない」と語り、充実した表情を見せる一幕も。その後、ナレーションとテロップで、イモトが体を酷使するロケを自ら番組側にリクエストしたことが明かされた。
「もともと同番組では、高難度の山登りなど過酷な企画を担当していたイモトでしたが、昨年11月から今年3月まで、産休をとっていたんです。その後、同7月3日の放送でロケに復帰したものの、番組サイドが“運動能力の衰え”を指摘。イモトはこのロケ後、『イッテQ!』レギュラーでお笑いコンビ・ロッチの中岡創一から、『イモトには“できるイモト”でいてほしい。なぜなら、おもしろぽっちゃりの枠はもう埋まってる』と言われたそう。この一言が『めちゃくちゃ響いた』ため、今回、過酷なチャレンジを希望したといいます」(同)
こうした決意のもと、過酷なロケを完遂したイモトの姿に、ネット上では「やっぱりイモトってすごい!」「無理はしてほしくないけど、しっかり体力をつけてロケに挑む姿はカッコいい」「やっぱり『イッテQ!』にはイモトが必要だと思った。応援します!」などと、“完全復活”を喜ぶ声が相次いでいる。
一方で、『イッテQ!』自体はこのところ、「人気に陰りが見られる」(テレビ誌ライター)という。
「2007年から放送されている長寿番組で、10年2月21日放送回では世帯平均視聴率22.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を叩き出すほどの人気番組でした。しかし、18年からレギュラー化した裏番組『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)に視聴率で負けることが多くなり、今年に入ってからは、2ケタを割る回もちらほら。今月11日の放送も10.0%と、辛くも2ケタを維持したような状況でした。“番組の顔”ともいえるイモトの完全復帰で、勢いづけてくれると良いのですが……」(同)
イモトが再びハードなロケに挑戦するようになったことで、『イッテQ!』はかつての高視聴率を取り戻せるだろうか? 今後に注目したい。