嵐・大野智、副業問題にジャニーズはピリピリ? それでも「契約違反と責められない」ワケ
現在、芸能活動を休業中の嵐・大野智をめぐり、“副業”疑惑報道が相次いでいる。ジャニーズ事務所は所属タレントの副業を禁じているだけに、大野への処罰の有無が気になるところだが、「今後の嵐の活動を見据えると、関係者は大野に注意すらできないのでは」(スポーツ紙記者)といわれているようだ。
大野が「自由な生活」を望んだことを発端に、2020年末をもってグループ活動を休止した嵐。以降、ほかのメンバー・櫻井翔、相葉雅紀、二宮和也、松本潤は個人活動を続けており、大野は一時的に芸能界から距離を置いている状態だ。
「そんな大野について、21年12月発売の『週刊文春』(文藝春秋)が、ビジネスパートナー・A氏とともに複数の不動産を所有し、そこから収入を得ていることをスクープ。また、A氏と立ち上げた会社・X、Y、Zのうち、Xは大野が嵐として活動中の16年に設立していたといいます」(同)
さらに、今年8月2日発売の「女性自身」(光文社)は、大野が離島で今秋オープン予定のイタリア料理店オーナーに就任すると伝えたほか、同18日発売の「女性セブン」(小学館)も、X社が沖縄・宮古島で巨大リゾートホテルを年明けに竣工予定と報道した。
「次々と新規事業について報じられている大野ですが、芸能活動復帰の情報は一向に聞こえてきません。ジャニーズとしては、嵐の解散、また大野の事務所退所を回避できただけでも良しと考えているのでしょうが、とはいえ、大野が本業を休んで副業を活発化させている状況には、ピリピリしている様子です。嵐のファンクラブは現在も運営され、その収益は大野にも分配されていると予想できますから、“もう少し本業のほうに協力してほしい”というのが事務所の本音でしょう」(芸能プロ関係者)
それでも大野が現状、好き勝手に副業をできているように見えるのはなぜなのか。
「ジャニーズは今、大野を事務所に“引き留めている”ような状況。副業が契約違反だと責めることで、大野に辞められては元も子もないという考えなのでは」(同)
また、ほかのメンバーたちが大野を“かばっている”面もあるようで、「彼らにも、休業中の大野の行動を制限するといった考えはないだろう」(テレビ局関係者)という。
「他メンバーがメディアでたびたび大野の名前を出すなど、グループ内の関係はいたって良好のようです。櫻井は昨年、『NHK東京2020オリンピック・パラリンピック放送』のスペシャルナビゲーターを務めた際、競泳女子400メートルと200メートルの個人メドレーで金メダルを獲得した大橋悠依選手に対し、彼女がファンだという大野からのサプライズメッセージを取り付けたこともありました」(同)