矢沢永吉、またも台風下のコンサートで賛否! 「揚げ足ばかり取ってて楽しい?」と反論の過去
現在、デビュー50周年ツアー『EIKICHI YAZAWA 50th ANNIVERSARYTOUR「MY WAY」』を開催中の、歌手・矢沢永吉。9月18日には、福岡PayPayドームで公演を行ったものの、台風14号が猛威を振るう中とあって、ネット上に賛否両論が飛び交っている。
矢沢は18日の午後5時から、福岡PayPayドームでコンサートを予定。しかし、18日から19日にかけて、台風14号が非常に強い勢力で九州を直撃するおそれがあると各報道機関が報じ、ネット上には開催を危ぶむ声が上がった。台風の予報を受けて、西日本では18日午後から新幹線や在来線、飛行機などの運休や欠航も相次いでいたのだが……。
「こうした状況の中、矢沢は18日の朝に公式サイト上で、福岡公演を予定通り行うと発表。その理由として、台風が『福岡に本格的に上陸するのは18日の夜と確認』(原文ママ、以下同)しており、『福岡ドームは屋根があり、頑丈に作られた会場』であることに加えて、『「開催してください!」というお声が ものすごい数のメールが届いて』いるからだと説明していました。一方、『ご来場いただく方は、ご自身の判断で必ず安全を確保できる方、帰路につける方のみご来場ください』との注意書きも。来場を断念する人には『返金』の対応を取るとも呼びかけられていました」(芸能ライター)
この発表について、ネット上では「さすが矢沢! 絶対に行きます!」「永ちゃんはロックだな〜」などと称賛された一方で、「台風の怖さを知らないのか?」「もしものことがあってからでは遅い。中止か延期にするべき」「ファンに責任を押しつけるとは、ひどいな……」といった批判的な声も上がり、賛否両論となった。
なお矢沢は、2019年10月12日に日比谷野外音楽堂で開催予定だったワンマンコンサートを、台風で中止にしたことがある。この際は、公演を中止にした代わりに、リハーサルの風景を同日夜にネット配信すると告知した。しかし、一部ファンから「なぜ台風直撃の時に?」「モラル無いですねぇ もっと一般常識があると思ってましたが」などと、苦情が寄せられたという。
「矢沢はこうした苦情があったことを公式サイト上で公表し、『人の揚げ足ばかり取ってて楽しいですか?』『どの立場の人も、その人その人で頑張ってんだよ! メールごときで言いたいこと言ってんじゃねーよ、たくっ』などと、語気を強めて反論していました(現在は削除)。この時も、ネット上には『バシッとコメントできる永ちゃんはカッコいい』『ヤンキーやチンピラみたいな文章。矢沢さん、早く削除したほうがいいと思います』などと賛否両論に。ちなみに、この投稿は一度削除され、数時間後に再び公開されるという不自然な動きもあったようです」(同)
なお、この配信は「やはり今夜はやめようということになりました」とのこと。その理由として、「あまりに大きな台風、今は配信どころではない… 被害が本当に本当に心配です!!」とつづっていた。それだけに、今回なぜコンサートが“強行”されたのか、しっかりと説明する必要がありそうだ。