TPOをわきまえないと炎上する良い例

エリザベス女王の追悼礼拝で「手つなぎ」、ヘンリー王子夫妻に批判集中! 王族メンバーの中で浮いた姿

2022/09/16 20:20
堀川樹里(ライター)
エリザベス女王の追悼礼拝で「手つなぎ」、ヘンリー王子夫妻に批判集中! 王族メンバーの中で浮いた姿の画像1
礼拝に際し恋人つなぎで手をつなぎ炎上したヘンリー王子夫妻(写真/Getty Imagesより)

 9月8日に死去したエリザベス女王の棺が現地時間13日、ロンドンのバッキンガム宮殿に到着。 翌14日、王族の主要メンバーに付き添われながら葬儀が行われるウェストミンスター宮殿の大広間に運ばれ、イングランド国教会の大主教と主席司祭による短い礼拝が執り行われた。

 王族メンバーとして、ウィリアム皇太子夫妻の後ろに並んだヘンリー王子とメーガン夫人は、退場する際に手をつないでいたが、「これほどまでに厳粛な儀式でも手つなぎ?」と物議を醸している。

 この礼拝には、チャールズ国王ら王室の主要メンバーのほか、トラス首相ら政府幹部が出席。王室を離脱しているヘンリー王子は、父や兄のように軍服の着用は許されず、モーニング姿で参列。ほかの王族メンバーが直立不動で真っすぐ前を見ている中、手元のしおりを見たり、目頭を押さえたりしており、ネット上では「女王に心労をかけたことを後悔しているのだろう」と同情的な声が上がった。

 だが、礼拝後にヘンリー王子とメーガン夫人が手をつないでいで退場していたことがわかると、ネット上は騒然。故意的かは不明だが、儀式の間、テレビの中継カメラがメーガン夫人を映すシーンは少なく、退場時も2人の手元が映らなかったが、その後の報道により、指を絡めるように手をつないでいたことが明らかになったのだ。

 これには「この2人は、こんな時にも手をつながなきゃならないの?」「見ていて恥ずかしい」といった声が噴出。「最愛の祖母を亡くした夫を妻がサポートしているだけ」「王族メンバーは手をつないじゃいけないというルールはない。支え合っている姿を見せて何が悪い!」と2人を支持する意見も出たが、「四六時中手をつないでいるから、またベタベタしていて不快」「ガッツリ恋人つなぎしていてガッカリ」「伝統と規律を重んじ、いかなるときにも感情をあらわにせず、亡くなる直前まで公務を続けてきた女王に対して失礼だ」とヘンリー王子とメーガン夫人を批判する声でネットは埋め尽くされた。


 主要王族グループとは離れ、横に並んでいたアン王女の娘ザラ・ティンダルも、退場時に夫のマイク・ティンダルと手をつないでおり、「ヘンリー王子夫妻が、良い影響を与えたに違いない」とたたえる声も上がった。しかし、「ザラは王位継承順位20位で、貴族称号も持たない。ヘンリー王子は、王位継承順位5位で国王の息子なのに」といった反論も数多く上がっている。

 スコットランドのバルモラル城からエディンバラ、そしてロンドンへと移動した女王の棺に付き添っていたアンドリュー王子やエドワード王子、ソフィー妃は疲れた顔をしており、キャサリン妃に至っては礼拝中にフラッと体が横に傾き、表情をゆがめてこらえる様子がカメラにとらえられるなど、王族主要メンバーの誰もが心身共に憔悴しているように見える。

 一方で、メーガン妃は化粧もバッチリ。礼拝では、穏やかで微笑むような表情も浮かべており、明らかに王族メンバーの中で浮いていたようだ。前夜に撮影された車で移動中の姿に対しては、ネット上で「ゴージャス」「修正がいらない。文句なしに美しい」と称賛する声も上がったばかりだった。

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