伊藤まきの「お片付けSOS」相談!

収納力アップの「ドア裏」活用テクニック! 550円からできるプロおすすめの便利グッズ3選

2022/09/12 19:30
伊藤まき(収納ライター)

整理収納アドバイザーの伊藤まきが、片付けに訪問した現場で「よくやる作業」「よく伝えるおすすめ収納法」やおすすめアイテムを紹介していきます!

 プロの技シリーズ27回目は、「ドアの裏」を使う収納法です。収納が少なくて家が狭いとお悩みなら、ドアを利用した壁収納が便利。

 壁に穴を開けたくない!  大きな家具や箱を増やしたくない!  簡単に設置したい! というニーズも全て満たすアイテムを3種まとめて紹介します。

THREEPPY「ドアフックハンガー2個セット」550円(税込)

洗濯ハンガーがドアにぶつからない(C)maki_organize

 写真上のように、部屋のドアを使えば「予算をかけたくない」「壁に穴を開けたくない」といった問題も心配無用。しかも、洗濯物干しだけじゃない使い方ができるのも魅力です。

L字の下部分に滑り止めのゴム付き(C)maki_organize

 部屋のドアに使えるのは、ダイソーの300円ショップ「THREEPPY(スリーピー)」で購入できる「ドアフックハンガー 2個セット」¥550(税込)です。


 同じ商品が、3COINS(スリーコインズ)にもあります。ともに、店頭在庫に限りがあるように思うのでご注意を。

[使用例.1]簡単パイプハンガーに!

上着の部屋干し、洋服の一時置き場にも重宝!(C)maki_organize

 厚み3〜3.5cmの部屋ドアに、THREEPPY「ドアフックハンガー2個セット」を設置して、100均の突っ張り棒を通すだけでパイプハンガーに! 洗濯ハンガーはもちろん、タオルも乾かすことができます。部屋干しで場所が足りない時も、簡単着脱で増やすことができます。

[使用例.2]1本でも衣類掛けに!

ドアを保護する、フェルトシールを貼っています(C)maki_organize

 1個ずつ単品で使う手もあり! 約300円以下でほかのドアフックよりたくさん衣類を掛けることができます。これもまた、1個で使うと不安定なので保護パッドが必要です。

[使用例.3]木材を使えば、オシャレなインテリアバーに!

写真上は、流木を使ったイメージです(C)maki_organize

 ちょっとこだわって「木材の丸棒(直径2.5cm以内)」を使うのもおすすめ。季節のオーナメントや、エアプランツ、モビールなどを飾って楽しむことができます。ちょっと雰囲気があれば、出しっぱなしでも気になりません。ただし、開ける方向は危ないので滅多に使わないドアで様子を見ながら確認ください。

 壁収納に便利なTHREEPPY「ドアフックハンガー2個セット」ですが、そのまま使うのは注意。建具を傷めないために、次のアイテムを用意しましょう。


[ポイント]フックの内側に、保護パットを用意しましょう

ぐらつきの調整にも役立つ(C)maki_organize

 THREEPPY「ドアフックハンガー2個セット」は、鉄製なのでそのままドアに使うと傷つけてしまいます。100均で買える「クッションシール」と「フェルト製の保護パッド」をドアに触れる面に付けます。

[ポイント]壁にぶつかる部分の保護も忘れずに!

壁紙のスリ傷が付かないように!(C)maki_organize

 ドア開閉時に突っ張り棒が壁にぶつかるので、壁紙と触れる部分の保護が必要です。さらに、壁紙に「保護パッド」を直接貼ると壁紙が剥がれる恐れがあるので「マスキングテープ」を下地に付けると安心。

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