嵐・櫻井翔、『ネメシス』映画化に「なぜ?」の声……ドラマ版は視聴率1ケタ&酷評だらけ
2021年4月期に放送された広瀬すずと嵐・櫻井翔のダブル主演連続ドラマ『ネメシス』(日本テレビ系)が、このたび映画化されるという。タイトルは『映画ネメシス 黄金螺旋の謎』で、公開は23年3月を予定している。ドラマ版を見ていたジャニーズファンからは祝福の声が上がっているが、一部ネット上では「不人気ドラマだったのに、なぜ映画化するの?」という疑問が飛び交っているようだ。
同ドラマは、探偵事務所「ネメシス」所属の天才助手・美神アンナ(広瀬)とポンコツ探偵・風真尚希(櫻井)のコンビが、さまざまな事件を解決していく1話完結型のミステリー作品。映画『22年目の告白-私が殺人犯です-』などを手がけた入江悠氏が総監督を務め、各話ごとに今村昌弘、藤石波矢、周木律、降田天、青崎有吾ら人気ミステリー作家が脚本として参加した。
「20年末をもって嵐がグループ活動を休止した後、個人活動を継続する櫻井、相葉雅紀、松本潤、二宮和也の中で、最初に連ドラ主演を務めたのが櫻井でした。その重要な作品に選ばれた『ネメシス』は、人気女優・広瀬との共演とあって業界内外で期待されていたのですが、視聴率は初回の世帯平均が11.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だった以外、1ケタ台を連発。全10話を通しての平均は8.6%で、期待はずれの結果となりました」(芸能ライター)
ネット上では、ドラマの展開や演出について「ミステリー要素が薄い」「ストーリーが薄っぺらくて、チープな感じ」「コメディの取り入れ方がヘタでサムい」などと、酷評されていた。
「そんなドラマが映画化するという発表に、困惑するネットユーザーが散見されます。『本当におもしろくなかったのに、なぜ映画化!?』『映画化する意味ある?』『広瀬や櫻井のファンのための映画だとしても、ヒットは難しいのでは?』といった疑問の声、また『制作側は、櫻井の集客力を過信してる』『ニノも最近コケてたのに』などの苦言もみられます」(同)
実際、二宮は最新映画『TANG タング』(8月11日公開)が全国356スクリーンで上映されるも、公開初週の映画館動員ランキング(興行通信社調べ)で6位とつまずき、翌週は8位で踏ん張っていたが、3週目にはトップ10圏外となった。ジャニーズ内で“演技派”と呼び声が高い二宮の主演作でさえこのような状況だけに、櫻井の『映画ネメシス』の動員を心配するネットユーザーは少なくないようだ。
「さらに、櫻井は昨年9月に一般女性との結婚を発表したため、ネット上には『映画館に足を運んでくれるファンが減っているのでは?』との指摘もあり、とにかく不安要素だらけの映画という印象です」(同)
『映画ネメシス 黄金螺旋の謎』は、前評判を覆してヒット作になれるだろうか?