香川照之、『六本木クラス』最終回に“○○シーン”? 「このタイミングで……」の声続出
俳優・竹内涼真が主演を務める木曜ドラマ『六本木クラス』(テレビ朝日系)の第9話が9月1日に放送され、世帯平均視聴率10.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。自己最高の数字となったが、ネット上では“ある理由”から「最終回は高視聴率必至」と予想する声が相次いでいる。
同作は韓国ドラマ『梨泰院クラス』の日本リメーク版で、竹内演じる青年・宮部新が、自身の開いた東京・六本木の居酒屋「二代目みやべ」を人気店にするため、大富豪一家とビジネスバトルを繰り広げるサクセスストーリー。主人公の宿敵である「長屋ホールディングス」の会長・長屋茂を香川照之が演じ、ダブルヒロインを平手友梨奈と新木優子が務める。
「同作で“ラスボス”を演じている香川ですが、8月24日発売の『週刊新潮』(新潮社)が報じた“性加害”報道の影響で、少なくとも4社が香川の出演CMの放送やサイト掲載を終了。さらに、金曜MCを担当していた情報番組『THE TIME,』(TBS系)も、所属事務所と協議したうえで降板を発表。現在、ドミノ倒し状態で香川のレギュラーが失われています」(芸能記者)
そんな中、テレビ朝日は9月1日の第9話放送前、「収録・放送を継続する」と発表。理由については「3年前の被害者女性がクラブのママに対して起こした訴訟は、取り下げられたと承知しております」「香川さん本人が深い反省と謝罪の気持ちを表明されており、所属事務所からは被害者女性からお許しを得たと聞いております」と説明している。
これを受け、ネット上では「香川のやったことは許せないけど、打ち切りにならなくてよかった」と安堵するドラマファンがいる一方で、「テレビ朝日は、性加害を容認しているのか!」「テレ朝のコメントに気分が悪くなった」などと批判も飛び交っている。
※以下、第9話や今後の展開のネタバレを含みます。
なお、第9話は、いつもより放送時間が6分長い“拡大スペシャル”として放送。序盤から香川演じる茂が登場し、「こざかしい真似を。私の裏をかこうなど100年早い」と凄んだほか、新と会話を交わすシーンでは「私は長屋のためならなんだってする」「私は君を、徹底的に叩き潰す」と宣戦布告。さらに、次男の長屋龍二(鈴鹿央士)に向かって「トップ! この3文字のために、私は長男を捨てた。お前ごときを切り捨てることなど、痛くも痒くもないわ!」と言い放つ場面などがあった。
「この放送後、ネット上では香川の登場シーンに関して『報道のせいで、役の怖さが増して見える』『裏の顔を知っちゃったから、なんだか演技に見えない』『香川にムカつきすぎて、芝居が入ってこない』『リアルとごっちゃになって、純粋に楽しめなかった』などと、さまざまな反応が見られました」(同)
また、原作通りであれば、最終回の山場は、茂による“土下座シーン”となることから、ネット上では「正直、そのシーンだけ見たい」「このタイミングで、香川さんの土下座は興味深い」といった声が続出しているようだ。
「『六本木クラス』は、初回を世帯平均視聴率9.6%で発進し、第3話で自己最低の7.0%まで落ち込みましたが、その後、徐々に回復。第8話で初の2ケタとなる10.0%を記録するなど、上昇傾向にあります。茂の土下座シーンは香川の現状とリンクするため、最終回が突出した高視聴率をマークする可能性はありそう。ただ、もしそうなったとしても、制作側やほかの出演者は、複雑な気持ちを抱くことでしょうが」(同)
たとえ話題を集めても、『六本木クラス』に泥を塗ったことを、香川はどう感じているのだろう。