中川大志、“演技力に称賛の声続出! 映画『ソニック VS ナックルズ』初週10位で大苦戦も高評価のワケ
俳優・中川大志が日本語吹き替え声優を務める映画『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』。今年3月から全世界で順次公開され、日本でも8月19日に封切られたが、全国週末興行成績ランキングで初登場10位(興行通信社調べ)と苦戦を強いられている。そんな中、「中川の演技は高く評価されている」(芸能ライター)ようだ。
この映画は、セガの人気ゲーム『ソニック』シリーズを実写化したハリウッド映画『ソニック・ザ・ムービー』(2020年)に続くシリーズ第2作。ヒーローになるため奮闘中の主人公・ソニックが、史上最強の破壊力を持つ“マスターエメラルド”を探し求める悪の天才科学者、ドクター・ロボトニックと、その悪事のパートナーとなったライバルのナックルズに立ち向かう物語が展開される。
「中川は前作に引き続き、ゲームやアニメ版でソニック役を担当している声優・金丸淳一に代わり、日本語吹き替え版のソニック役を担当しています。劇場アニメ『ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年』(15年)や『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』(17年)でも声優経験のある彼ですが、小さい頃からゲームをプレイするほど作品のファンだったことからソニック役への思い入れも人一倍で、前作への出演オファーがあった際には、ソニックを“背負う”勇気が持てないと一度は断ったそう。その後、テスト収録を行い、制作陣に演技を判断してもらった上で出演を決めたといいます。そんな中川の演技に、ドクター・ロボトニック役のベテラン声優・山寺宏一は当時、『大したもんだ』と絶賛のコメントを寄せていました」(声優誌ライター)
2009年に子役としてデビューした中川は、11年10月期放送の連続ドラマ『家政婦のミタ』(日本テレビ)に出演。主人公の家政婦・三田灯(松嶋菜々子)の派遣先一家の長男を演じ、大きな注目を浴びた。その後も『花のち晴れ~花男 Next Season~』(TBS系、18年4月期)など話題作に次々出演している。
「19年前期放送のNHK連続テレビ小説『なつぞら』では、広瀬すず演じるヒロインの夫役を演じたことで一気に知名度を上げ、昨年7月期放送の『ボクの殺意が恋をした』(日本テレビ系)で、ゴールデン・プライム帯の地上波連ドラで初主演を務めました。しかし、全10話の平均視聴率は5.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と大コケ。ネット上では『ストーリーがつまらない』『設定に無理がある』と作品そのものに対する酷評や、『中川大志って美形だけど、なんか地味だしパッとしないよね』『演技がヘタなわけではないけど、主演としての華はない』などと、中川に対する厳しい声も上がっていました」(前出・芸能ライター)