稲垣吾郎、『ほん怖』出演で裏かぶり? 「二度と地上波出れない」独立直後から一転うれしい悲鳴
8月20日の午後9時から、スペシャル番組『ほんとにあった怖い話 夏の特別編2022』(フジテレビ系、以下『ほん怖』)が放送される。元SMAP・稲垣吾郎が、ジャニーズ事務所所属当時から出演している『ほん怖』シリーズだが、「今回の放送は、稲垣ほか草なぎ剛、香取慎吾が出演する裏番組と一部かぶってしまう時間帯がある」(芸能ライター)という。
SMAPは2016年末をもって解散し、稲垣と草なぎ、香取は17年9月にジャニーズを退所。3人はSMAPの元マネジャー・飯島三智氏が代表を務める新事務所・CULENに所属し、「新しい地図」名義での活動を開始した。
「当初、3人のメディア露出、特に地上波のテレビ出演は、ジャニーズ時代に比べ激減。しかし19年7月、ジャニーズ側の“圧力”によって露出が制限されていた疑いが生じ、公正取引委員会が同事務所に注意したことで、徐々に地上波のテレビ出演が増えていった印象です。ここ最近でいうと、昨年9月と今年1月に、3人がそろって出演した教育バラエティ『ワルイコあつまれ』(NHK Eテレ)が特番として4回放送され、今年4月から毎週土曜午前10時15分から放送のレギュラー番組に切り替わっています」(同)
また、3人はドラマ界でも存在感を発揮。稲垣は20年3月放送のNHK連続テレビ小説『スカーレット』の第22週から医師・大崎茂義役で出演。香取は、昨年1月期の連続ドラマ『アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~』(テレビ東京系)で主演を務め、草なぎは来年1月期、フジテレビ系の連ドラで主演が決定しており、早くも注目を集めている。
「一方、『ほん怖』シリーズは、稲垣がジャニーズを離れた後も毎年放送され、彼の起用も続いてきました。そして今夏は、8月20日の午後9時~11時10分に放送される予定なのですが、同日午後10時~10時30分には、NHK Eテレで『ワルイコあつまれ』の再放送もあります。つまり、稲垣は一部“裏かぶり”してしまう時間帯があるんです」(テレビ局関係者)
テレビ業界的に、タレントが同じ時間帯に局をまたいでテレビ出演することは、基本的にタブーとされているが……。
「『ワルイコあつまれ』の放送局は、スポンサー配慮の必要がないNHK Eテレ。かつ再放送がかぶるのは、業界ルール的にはセーフのようです。しかしファンにとっては、どちらを見ればいいかと選択を迫られるので、うれしい悲鳴でしょうね。このような状況が発生してしまうのは、稲垣のテレビ露出が活発になってきている証拠といえる。独立当初は『もう二度と地上波のテレビに出られないのでは?』といった声が業界内外で飛び交っていましたが、あれから約5年を経て、テレビ界は確実に変わってきています」(同)
今後も「新しい地図」メンバーが露出を増やし、ファンを喜ばせてくれることに期待したい。