『呼び出し先生タナカ』パクリ問題&低視聴率で「月1ペース」放送に……ジャニーズWEST・藤井流星参戦もあきれた声
アンガールズ・田中卓志が司会を務めるクイズバラエティ番組『呼び出し先生タナカ』(フジテレビ系、日曜午後9時/以下、『タナカ』)。次回9月4日の放送にジャニーズWESTの藤井流星が出演することがわかり、ネット上では「フジテレビはジャニーズ人気に頼りすぎ」といった声が出ているようだ。
4月にスタートするやいなや、同局『めちゃ×2イケてるッ!』の名物企画「めちゃイケ抜き打ちテスト」に内容が酷似していたことから、“パクリ騒動”に発展した同番組。
5月には『めちゃイケ』にレギュラー出演していたナインティナイン・岡村隆史が「俺とか濱口(優・よゐこ)の顔とかは、まったく浮かべへんかったんかなあって」「ほかの(めちゃイケ)メンバーもどう思ってんのかなあって思うし」と苦言を連発したほか、フジテレビがナインティナイン所属の吉本サイドに謝罪したと一部メディアが報じるなど、『タナカ』サイドの詰めの甘さが浮き彫りとなった。
「放送スタート後に、ここまでゴタゴタする番組は前代未聞。それでいて、視聴率も一向に上がらないのですから、継続するメリットはあまりないように見えます。最近は特番などでつぶれる週が多く、7月以降、“月1ペース”でしか放送していない点を見ても、早期打ち切りは規定路線といえるのでは?」(芸能記者)
初回から世帯平均視聴率6.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と低調スタートだった『タナカ』だが、その後は4~5%台が続いており、最新の8月14日放送回も4.4%と振るわなかった。
「最新回では番組発のキャラクー『書き順戦隊 カケルンジャー』に扮した俳優の小宮璃央が、寸劇を通じて視聴者の子どもたちに『必』や『田』の漢字の書き順を教える展開が見られたりと、若いコアターゲットに向けた内容が目立ちます。しかしいくら同局がコア視聴率を重視しているとしても、この視聴率は低すぎるのでは」(同)
そんな中、『タナカ』の視聴率アップに一役買いそうなのが、人気ジャニーズタレントのゲスト出演だという。
「これまで生徒役としてジャニーズJr.内ユニット・HiHi Jetsの猪狩蒼弥やふぉ~ゆ~・辰巳雄大といったジャニーズ勢も生徒役で出演してきましたが、次回はジャニーズJr.内ユニット・7 MEN 侍の中村嶺亜に加え、ついに“デビュー組”である藤井が登場するそうで、視聴率上昇に期待が持てます」(同)
しかし、藤井の初参戦にジャニーズWESTファンが歓喜する一方、「またジャニーズ頼りか」「視聴率悪いからって、安易にジャニーズ人気に乗っかりすぎ」とあきれる声も一部であるようだ。
「フジテレビのバラエティといえば、お笑い番組『新しいカギ』の7月2日放送回が世帯平均視聴率2.6%の大爆死。同番組はほぼ毎回、SixTONESやジャニーズWESTなど人気ジャニーズタレントがゲスト出演することでおなじみですが、7月2日放送回はジャニーズが不在だったことから、視聴率が通常より下がったものとみられ、“ジャニーズ頼り”の印象が強くなってしまいました。そんな中、『タナカ』にもデビュー組が出演することが告知されたため、同様の声が上がったようです」(同)
秋の改編で「打ち切られるのでは?」ともささやかれている『タナカ』。人気ジャニーズタレントの出演で、挽回できるといいが……。