秋には番組終わってそう

小倉優子、早稲田大学E判定より深刻な『100%アピールちゃん』企画頓挫の危険性

2022/08/03 19:35
村上春虎(ライター)
なにかとババを引きがちな女だね(写真:サイゾーウーマン)

 先月7月27日、2度目の離婚を発表したタレントの小倉優子。結婚生活は3年半、そのうち別居期間は2年半だったという。現在は、3人の子どもを育てながら早稲田大学教育学部への入学を目指し、受験勉強に励んでいる。

「今年2月、小倉は『100%!アピールちゃん』(TBS系)の中で来年の早大受験を目指すと発表し、同番組がバックアップすることに。以降も、長期で密着されています」(芸能ライター)

 同番組のコンセプトは、アピールベタな「人」や気になる「スポット」の魅力を調査し、その良さを全力でアピールするというもの。小倉の受験は、このコンセプトに合致するように見えないが……。

「裏に強力な番組『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)と『報道ステーション』(テレビ朝日系)があるため、内容が様変わりしたんです。視聴者の大半は、その2番組で独占される。打開策の糸口として、『アピールちゃん』は、両番組のターゲットに当てはまらなさそうな層を模索。結果的に、子育て中の母親に見てもらおうと企画替えが行われ、白羽の矢が立ったのが小倉でした」(テレビ関係者)

 最初の結婚では元夫が不倫、続く2度目は元夫が家を飛び出した小倉。その性格に難があるのではという疑念も一部でささやかれる中、それでも「好きなママタレ」として支持を得ている小倉を、『アピールちゃん』スタッフは担ぎ出したという。


「番組の制作チームは同局の『プレバト!!』も担当している。同番組もさまざまな紆余曲折を経て人気を得ただけに、『アピールちゃん』も当初のコンセプトから逸脱してでも、何とか数字を獲得しようと試みている最中なのでしょう」(同)

 しかし小倉の受験企画も、始動当初は話題になったものの、現在はすっかり落ち着いてしまった印象がある。そもそもテレビ業界では、受験企画は“鬼門”なのだという。近年では、2018年、オードリー・春日俊彰が『得する人損する人』(日本テレビ系)の中で東京大学を目指して受験したものの、東大どころか、ほとんどの国公立大学にも受からないほどの低成績で終わった。

「06年に放送された『ド短期ツメコミ教育!豪腕!コーチング!!』(テレビ東京系)でも、タレントに勉強させて東大へ送り込むプロジェクトを実施。バッドボーイズ・佐田正樹や、月亭方正(当時は山崎邦正)などが受験しましたが、全員、大学入試センター(現在の大学入学共通テスト)でふるいにかけられ、二次試験に進めませんでした。小倉の受験企画を聞いた時は、『また、こんなことをやるのか』とあきれた、というのが正直な感想です」(同)

最高の離婚1