『バチェロレッテ2』ep.10、視聴者パニックの“結末”も――尾崎美紀さんの説明が腑に落ちたワケ
本編では、盛り上げ役として時にヒール扱いの場面もあったマクファーレンさんだが、実際には男性メンバーに慕われていることも判明。
マクファーレンさんにストールンローズでデートのチャンスを奪われた中道理央也さん(24歳、パーソナルトレーナー)は、「シンプルに言葉として伝えるっているのは、なかなかできることじゃないので、マクファーはかっこいい」と称えた。
また、意外だったのは、マクファーレンさんと一番仲が良かったというメンバーが、マクファーレンさんと対極なふんわりキャラの“クゥちゃん”こと美留町恭兵さん(36歳、美容師・画家)だったこと。
美留町さんが、「マクファーとは一番、毎晩話していたんで。ちょっと1人になりたいときもあって、『ごめん、今日は1人になりたいから部屋に戻って』みたいに、ちょっと強めに言っちゃったときがあったんです。次の日『クゥちゃん、部屋に戻ってとか言うんだもん』ってすねてて。かわいいとこあるなって」と語ったとき、個人的にはエピソード10にして初めて涙がこぼれた。
『バチェロレッテ2』は、盛り上がりに欠けたのか!?
今シーズンの男性陣は、尾崎さんがよく言っていたように「温かい人」がそろっていた。男性陣のマクファーレンさんへの祝福を見ても、それは伝わってくる。その分、派手な展開には欠け、マクファーレンさんがヒール役と盛り上げ役、さらにはファイナルローズを全部担った部分があるものの、男性陣の友情が育まれていく様子や、マクファーレンさんの裏表ないまっすぐな性格が徐々にわかっていく過程を、心穏やかに見ることができた。
トーク回を除くと、『バチェロレッテ2』は実質8エピソード。あまりにも少ない! もっと尾崎さんの鎧を脱がしてくれ! 男性陣の面白い部分をもっと見せてくれ! と感じつつも、こういう誰も傷つけないリアリティー番組もいいかもしれない……と思えたシーズンだった。『バチェロレッテ3』も期待しています!