ジャスティン・ビーバー、『モダン・ファミリー』人気女優も……“毒親”に苦しんだセレブたち
国民的コメディ『モダン・ファミリー』の天才子役として人気を博したアリエル・ウィンター。「役者としての仕事は大好き」と語っているが、仕事の始まりは母親クリスーラ・ワークマンによる強制だった。5歳から子役として活動を開始。数多くのテレビコマーシャルに出演した彼女は、11歳で“”幸せな家庭の3きょうだいの次女”役で『モダン・ファミリー』にキャスティングされるが、実生活は不幸でしかなかったと激白している。
クリスーラはアリエルの幼少期から、「ほかの女の子はライバルなんだから、友達になる必要はない」と言い聞かせて育てた。アリエルは米誌「GLAMOUR」のインタビューで、「子どもの頃、同い年の女の子たちのお泊まり会に参加することを許してもらえなかった」と回想し、子どもらしい時代をまったく過ごせなかったことを今でも深く恨んでいると語っている。
また、クリスーラから「仕事を得られやすようにと過度に性をアピールする服を着せられていたことも明かしている。アリエルは17年に米誌「The Hollywood Reporter」のインタビューで、「母は私にとんでもなく短いミニスカートやミニドレス、セーラー服、ローカットの服を着させた。私は12歳なのに、みんなに24歳だと思われていたわ。仕事でヌードシーンの話がきたら、母は1000%『イエス』って受けたでしょうね」と、仕事のためなら娘の性を売るような母親だったと吐露。
『モダン・ファミリー』の撮影所で子役たちに学業指導していた女性教師も、「アリエルの母親が夜遅くまで娘を連れてパーティーに繰り出していた」「翌朝、6時半〜7時には撮影所入りしなければならない、12〜13歳の子どもなのに」と証言している。
体形維持にもうるさく、必要のない厳しいダイエットを課す母親との生活に耐えられなくなったアリエルは、14歳で家を飛び出し、すでに成人していた姉で女優のシャネル・ワークマンと共に暮らすように。
さらに、クリスーラに対して、長年にわたり身体的・精神的虐待を受けていたと訴訟を起こし、シャネルも成人するまでクリスーラから同様の虐待を受けていたと証言。
娘たちの動きを受けて、クリスーラはシャネルを目の敵に。彼女の評判をおとしめようと、ヌード写真の流出を企み、出版社に持ちかけたとも伝えられている。
そしてアリエルが17歳の時、裁判所は一時的に保護者となった姉からアリエルが独立することを認めた。疎遠になっていた父親とも交流を持ち、今では姉と父2人が何かと彼女をサポートしているというが、クリスーラとは今でも絶縁したままだ。
17年にマスコミのインタビューを受けたクリスーラは、「私と和解すべき。女の子は母親が必要なんだから」と主張。年頃のアリエルがセクシーな服を好むようになったことについて、「助けを求めているのよ。注目されたくて仕方ないのね」「自分をもっと大事にして、品を身につけてほしいわ」とコメント。別のインタビューでも、きちんとした服装をしてほしいと語っているが、アリエルは「なぜメディアを通して私に語りかけるのかしら? 私は問題なくやってるのに。毒でしかない」とツイートで反発している。
【インスタグラム】
https://www.instagram.com/p/B8xCGeVASp7/
(子どもの頃の写真)