NEWS・加藤シゲアキ、「勘違いしている方が多くて残念」ファンの“文句”に本音吐露
NEWS・加藤シゲアキがパーソナリティを務めるラジオ番組『SORASHIGE BOOK』(Fm yokohama)。7月24日放送回では、NEWSのパフォーマンスをめぐるファンの指摘に対し、加藤が苦言を呈する一幕があった。
きっかけは、6月15日に発売されたNEWSの両A面シングル「LOSER / 三銃士」の感想メール。加藤はラジオの後半で「これだけ読んでおきたい」と前置きしつつ、「LOSER」「三銃士」のパフォーマンスをテレビで見たというリスナーのお便りを紹介した。
このリスナーは、5月31日にオンラインで実施したファンミーティング『NEWS大集会2022』の時にはなかった振り付けが、テレビ披露の際には見られたため、「新鮮な気持ち」だったとか。さらに、「個人的には『三銃士』にダンサーがついていたことがとても意外だったのですが、振り付けや演出などに関して、加藤さんが見どころに思うポイントはありますか?」との質問も寄せられていた。
なお、6月20日放送の音楽番組『CDTV ライブ!ライブ!』(TBS系)でNEWSが「三銃士」を披露した際は、途中で女性ダンサーが3人登場。メンバーの後ろで踊っていたほか、傘を持ち、加藤、小山慶一郎、増田貴久とそれぞれ相合い傘をしているようなパフォーマンスもあった。
加藤によれば、「三銃士」は『NEWS大集会2022』の時点で振り付けがついていなかったものの、後にメンバーで「踊りながら歌うっていうこともやっていきたいよな、ちゃんと」と話し合ったとのこと。しかし、NEWSは生で歌唱しているため、“ダイナミックな動き”は難しいと思い、そうした部分は「ダンサーさんお願いしたいね」という考えに至ったそうだ。
しかし、加藤は「なんかいろいろ来てたんですよ、『「三銃士」なのになんで3人じゃないんですか?』とか」と、ファンから疑問の声が上がっていたことに触れ、「『納得いかない!』っていう方もね、いるんだなと思うんですけど。それ(ダンサー)は三銃士、3人のある種“分身”と捉えてもらっていいし」と説明。
続けて、「気に食わない」と思うファンに理解を示しながらも、「俺らフロント張ってるから。それは、責任は俺らにあると思うんだよね。それをなんかね、(ダンサー)ご本人に言ってるって話はチラホラ耳にしてですね。なんかそれはちょっとどうかなと」と、メンバーではなくダンサーに直接不満を伝える人がいることに苦言を呈した。
「振付師の方に依頼してるのは僕らなんでね。振付師の方が勝手に、もちろんクリエイティブなものを作ってくださったのは振付師の方ですけど、振付師の方が独断と偏見でこうしたいああしたいと言ったわけではないし。納得できない時は僕らいつも言ってるし。戦うじゃないけど、議論しながら納得するところの落としどころにいつもやっている、とても譲歩してくださる振付師のチームなんで。なんだかそれを勘違いしている方がちょっと多くて、それは残念」
こう本音を吐露し、その後も「文句があるというか、気に食わないことがあるんなら我々にまずは言ってほしい」「それで『NEWSのファンやめます!』って方がいても、それはしょうがないよ。それはこちらのやりたいことと思うところがズレてしまう。それはもうすまない! っていうことしか言えない」などとと主張。あくまで、クレームはNEWSメンバーに届けてほしいと呼びかけていた。
今回、ラジオで紹介されたメールは、こうしたネガティブな内容ではなかったものの、加藤はなんらかの形で、不穏な状況を察知しただろう。