橋本愛『家庭教師のトラコ』初回7.5%の低調スタート! 「『家政婦のミタ』と同じ」「既視感すごい」
日本テレビ系「水曜ドラマ」枠で7月21日、橋本愛主演の連続ドラマ『家庭教師のトラコ』が放送を開始。人気脚本家・遊川和彦氏が手がけるオリジナル作品かつ、橋本の地上波ゴールデン/プライム帯連続ドラマ初主演作とあって注目を集めていたが、世帯平均視聴率7.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、低調なスタートとなった。
橋本が演じるのは、伝説の家庭教師・根津寅子(通称・トラコ)。第1話ではトラコの契約相手として、中村家、下山家、上原家が登場した。
「中村家は、幼稚園児の知恵(加藤柚凪)を名門私立小学校に通わせたいワーキングママ・真希(美村里江)と、その夫・朔太郎(細田善彦)からなる一家。第1話では、そんな中村家の抱えている問題をトラコが浮き彫りにしていく様子が描かれました」(芸能ライター)
最近の日テレ「水曜ドラマ」枠は、前クールに放送されていた今田美桜主演『悪女 (わる) ~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~』などをはじめ、世帯平均視聴率1ケタ台スタートの作品も珍しくなくなっているが、「2000年以降で7%台発進となったのは『トラコ』が初めてだけに、残念な滑り出しと言わざるを得ない」(同)という。
「なお、同枠ではこれまでにも遊川氏脚本の連ドラを放送しており、11年10月期の『家政婦のミタ』(松嶋菜々子主演)は初回19.5%のロケットスタートを切り、最終回は40.0%を獲得する大ヒット作に。また19年10月期の連ドラで、橋本も出演した『同期のサクラ』(高畑充希主演)は、初回8.1%だったものの、徐々に数字を上げて最終回は13.7%を記録しています」(同)
『トラコ』も『サクラ』同様、後半の伸びに期待したいところだが、ネット上では「既視感がすごい」といったネガティブな評価が目立っているという。
「例えば、『悪くはないけど、いかにも遊川さん脚本のドラマって感じ』『変わり者で秘密がありそうな主人公が、別の家庭に影響を与えていくのって、「ミタ」と同じパターンだよなぁ』『「ミタ」のテンプレを利用してる』など、既視感を訴える声が続出。『トラコ』には、過去の遊川作品とは異なる展開を期待したいところです」(同)
とはいえ、「ザ・遊川ワールドで好き」「ドラマの内容が橋本さんの雰囲気と合ってる」という声もあるだけに、せめてこれ以上は数字を落とすことがないよう祈りたい。