ヴィクトリア・ベッカム、上流階級の生活を「見せびらかすな」と炎上! TikTok開設で即炎上
90年代に一世を風靡したスパイス・ガールズの元メンバーで、“ポッシュ・スパイス”という愛称で親しまれたヴィクトリア・ベッカム(48)が、TikTokにアカウントを開設。ところが、2本目の投稿で即炎上してしまい、Z世代(7~26歳までの世代)がメインユーザーのTikTokには向いていないのではという声も上がっている。
“ポッシュ”とは「上流階級の」という意味で使われ、“裕福”との意味合いを持つ言葉。恵まれた家庭で育ったヴィクトリアは、上品な振る舞いをし、体にぴったりとフィットしたデザイナーものの服やハイヒールを好むことから、この愛称で呼ばれるようになったと伝えられている。現在はファッションデザイナー、実業家、デビッド・ベッカムの最愛の妻、4人の子どもの母親としてのイメージが強い彼女だが、同世代からは今も「ポッシュ」と呼ばれ、根強いファンも多い。
そんなヴィクトリアが現地時間7月14日、TikTokデビューを果たした。 初の投稿は豪版「ヴォーグ」誌の撮影をしている動画で「舞台裏での出来事。もう舞台“裏”じゃなくなっちゃったけど」とキャプションを付けて投稿。
2つ目の動画では、TikTokではやっている「Tell Me Without Telling Me(言わずに教えて)」チャレンジに参加。左腕をテーブルの上に優雅に置き、右手の甲で頬杖をつき、斜め上を見つめるヴィクトリアが「ポッシュと言わずにポッシュだと教えて」「私から行くわよ」とコメント。
そこへ正装した初老のウェイターが登場し、彼女の目の前にある皿のクローシュ(白い皿カバー)をうやうやしく取り上げると、皿の上にはグリルしたサーモンと蒸した野菜が美しくディスプレイされており、ヴィクトリアが無感情な声で「気に入ったわ」と言う内容だ。
この映像が公開されると、コメント欄には「子どもに十分な食事を与えられない人たちもいるのに」「空気読めよ」などの批判が殺到。生活に苦しんでいる人がいるのに、リッチな生活を見せびらかすなんて許せない! といった声で炎上騒ぎとなった。
ヴィクトリアのファンが「ジョークなのよ!」「ポッシュは彼女の愛称なの。これは冗談なのに、若すぎて知らないのね」と説明しても、「彼女は(生活に苦しむ)人の顔をビンタしたのよ」などと批判は増す一方で、火に油を注ぐ状態となっている。
炎上したおかげで、いいねが33万、再生回数は770万回を突破。最初の投稿のいいねが1.1万、再生回数は約28万を大幅に超えたが、その直後に投稿した自身のコスメブランド「ヴィクトリア・ベッカム・ビューティー」を宣伝する動画の再生数はいいねが1万弱、再生回数は約34万と低迷。