問題児多し!

『VS魂』『呼び出し先生タナカ』『あしたの内村!!』業界人が語る、フジの3大問題児バラエティ

2022/07/16 12:00
サイゾーウーマン編集部

『呼び出し先生タナカ』パクリ問題で「やりづらい番組」に

 2つ目の“問題児”バラエティは、アンガールズ・田中卓志の冠番組『呼び出し先生タナカ』。今年4月に始まった同番組は、「お笑い教育“一斉テスト”バラエティ」を掲げ、田中が“先生”となり、ゲストの“生徒”に対して義務教育レベルのテスト実施。そこで生まれた珍解答をイジるという内容になっている。

「この企画は、過去にフジで放送されていた人気バラエティ『めちゃ×2イケてるッ!』の『抜き打ちテスト企画』に酷似しているということで、初っ端から『パクリじゃん』『こんな番組でMCやらされる田中さんがかわいそう』などとネット上で物議を醸しました。その後、『めちゃイケ』のメイン出演者であるナインティナイン・岡村隆史が、自身のラジオ番組で『オレらが(この番組を)やったらあかんかったのか』と発言したことで、大騒動に。一部週刊誌では、制作サイドが『めちゃイケ』の元スタッフやナイナイに許可を取らないまま、企画を強行したことも報じられました」(芸能プロ関係者)

 しかし、こうした一連の騒動を受けて即打ち切りにした場合、業界内外でさらなる臆測を呼ぶことが予想されるだけに、番組は現在まで続行。とはいえ、視聴率は初回6.2%から、徐々に下降しているという。

「“パクリ疑惑”のイメージが微妙に拭いきれていないため、出演者側からしても『やりづらい番組』と認識されているようです。フジにとっては頭痛のタネ的バラエティといえるでしょう」(同)

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