沢口靖子『科捜研の女』新枠で継続! 『ドクターX』風のマリコにファン不安……キャスト一新も?
俳優・沢口靖子主演の人気ドラマシリーズの22シーズン目となる最新作『科捜研の女 2022』(テレビ朝日)が、10月から新設される“火曜午後9時台”の新ドラマ枠で放送されることが発表された。
『科捜研の女』は、京都府警科学捜査研究所の法医研究員として勤務する榊マリコ(沢口)が、さまざまな知識や技術を用いて、事件の真相を解明していくミステリー。昨年10月から今年4月に『Season21』を放送していたが、その後、同ドラマを放送してきた「木曜ミステリー」枠(木曜午後8時台)自体が7月期の上川隆也主演『遺留捜査』をもって終了すると発表されたため、『科捜研の女』シリーズが「完結してしまうのではないか」と多くのファンを心配させていた。
テレ朝は7月12日、髪をオールバックにした主人公・マリコ(沢口)のスタイリッシュなイメージビジュアルとともに、沢口による「みなさま驚かれたでしょうか? 新たなステージの幕開けを前に、高揚感と緊迫感、期待感にあふれる思いでカメラの前に立たせていただきました」「ブラッシュアップされて生まれ変わった『科捜研の女』をどうぞ楽しみにしていてくださいね!」というコメントを公開。
さらに、番組公式Twitterも同日、「『#科捜研の女』が、大胆に変貌を遂げる!! 誰も見たことのない #榊マリコ が、#火曜よる9時 に、あなたを待っている」と“変化”を強調したツイートをしている。
ネット上では、「シリーズ継続、本当うれしい! 『Season21』のラストで、マリコがカメラ目線で『今まで本当にありがとう』とか言ってたから、終わっちゃうかと思ってた」「マリコがスタイリッシュになってて衝撃! ワクワクが止まらん!」「生まれ変わったマリコ、『ドクターX』風でかっこいい!」とドラマファンを喜ばせているが、中には「これまでの世界観が好きだから、変わりすぎないでほしい」「“誰も見たことのないマリコ”じゃなくて、私が知ってるマリコのままでいい」「科捜研のメンバーが変わっちゃうとしたら、納得できない」と不安がよぎるドラマファンも少なくないようだ。
1991年1月にスタートした「木曜ミステリー」枠は、それまで同時間帯で時代劇を制作していた東映京都撮影所が、引き続き制作。そのため、『京都迷宮案内』『警視庁・捜査一課長』など京都を舞台にした作品ばかりが放送されてきた。
「『進化ではなく革新』とアピールしている『科捜研の女 2022』ですが、制作体制が変わることで舞台が東京に移る可能性も。そうなると、世界観が一新されるだけでなく、キャストが大幅に入れ替わるかもしれません」(同)