人気YouTuber・ゆうこす、「多くの人を傷つけた」と謝罪もネット困惑のワケ
HKT48の元メンバーで、現在は“モテクリエイター”という肩書きで実業家やYouTuberとしても活動する「ゆうこす」こと菅本裕子が、6月に投稿した動画で「多くの人を傷つけてしまった」として謝罪した。しかし、ネット上では「なんで批判されているのかわからない」などと、疑問の声が上がっている。
菅本は6月28日、自身のYouTubeチャンネルに「【パニック障害】精神科に通う事で人生が変わった話。【不安障害】」と題した動画をアップ。3年前に起業してプレッシャーが大きくなったこと、“アンチ”の声がきっかけで安眠できない日々や、感情のコントロールが難しい状態が続き、複数の精神科を受診したなどと明かした。その上で、視聴者に「精神科に通うことは全然恥ずかしいことじゃない」と訴えていた。
「精神科を受診するまでは、トイレやお風呂に1人で入れないほど不安を抱えていたという菅本ですが、自分に合った病院を見つけたことから、『地方出張の時に1人でビジネスホテルに泊まれる』ほど回復したと説明。動画では、精神科の受診を『当たり前のことができずに悩んでいる人に勧めたい』と言いながら、涙を見せるシーンもありました」(芸能ライター)
菅本の告白に対し、ファンからは「悩んでいるのは自分だけじゃないと思えて、心が救われました」「影響力のあるゆうこすが発信してくれるのは、すごくありがたい」などと、好意的なコメントが寄せられている。
一方で、動画のサムネイル画像が“菅本の笑顔写真”であることや、「精神科に通うことは全然恥ずかしいことじゃない」との発言について、一部ネット上には、「本当に悩んでいる人は、笑顔の写真をサムネに使える心の余裕なんてないと思う」「デリケートな問題をカジュアルに発信されると、病気を軽視されているような気持ちになる」「精神科に通うのは『恥ずかしい』と思ってるから、『恥ずかしことじゃない』って言うんだよね? 一番偏見を持ってるのは誰なの?」などと、厳しい指摘も上がっていた。
「菅本自身もこうした批判的な声を目にしたようで、7月5日、自身のTwitterにて『すみません。「精神科に通うことは恥ずかしいことじゃないよ」という言葉が多くの人を傷つけてしまったようです。エゴサで知りました。申し訳ないです』と謝罪。さらに、サムネイル画像に笑顔の写真を使ったのは、『流石に泣いたり暗い写真にするのはわざとらしいと思った』『精神科の事を知ってもらいたく』という理由だったとも説明しています。また、『病気だとそもそも動画撮れない』との指摘に対しては、『今は薬も減量のフェーズで“暮らし”ができるようになったので動画にした』と明かしていました」(同)
そんな菅本の“謝罪ツイート”によって、ネット上で動画の内容が再び話題になったが、「この動画がなんで叩かれるのかわからない」「『精神科に通うことは恥ずかしいことじゃない』って、その通りでは?」といった困惑の声や、「こういう発信を叩くから、ますます精神科に行きにくくなる」「精神科に通う人は笑顔を見せるなってこと?」などの疑問も寄せられ、動画と公開した当初とは異なる反応も上がっている。
「菅本は同4日にも、自身のTwitterついた厳しいコメントに反応していたものの、ファンは『アンチばっかり相手にしないで、ポジティブな意見を大事にしてほしい』『自分の心を守るためにエゴサをやめて、SNSから距離を取ったほうがいいのでは?』などと、心配されています」(同)
ネガティブな声にも向き合っている菅本だが、自身のメンタルを守るため、SNSなどとは適切な距離を取ってほしいものだ。