「ドン・キホーテ」でピアスに購入も、思わぬ落とし穴! アクセサリー購入時の注意ポイントとは?
そのとき、我々はすでにドンキを離れ、セブン-イレブンで買い物している途中だったため、私はラーメンを選んでいるステディの背後に地縛霊のように張り付きこう言いました。
私「ドンキに戻りたい……」
ステディ「ひえっ!?」
私「このピアス、刻印がないの。本物かわからないから返品したい……」
ステディ「そ、そうなんだ……」
私「認められないかなあ?」
ステディ「そんなことないと思うよ。まだ使ってないでしょ?」
私「使ってない。でも、返品不可って書いてあったの」
ステディ「うーん、とりあえず行ってみようか」
嗚呼、優しいステディ……。そんなわけで約15分の道のりを戻り、私は再びドン・キホーテへ。心臓はバックバクです。だって、ドンキってヤンキー御用達のイメージがあるじゃないですか。奥から怖い店長が出てきて「うちの品物になんか文句あんのか。このヤロウ!」とか言われたらどうしよう……。それとも「刻印がなくても本物です」って言い張られるんじゃないかしら……。
戦々恐々としながら、まずはレジの優しそうな店員のお姉さんに声をかけてみました。お姉さんは私の訴えを聞くと、すぐに内線で電話し始めました。
お姉さん「はい、はい……。お客様が、『刻印がないので返品したい』と……はい……はい……」
その声はめちゃくちゃ小さくて、隣でビビる私。電話の向こうで「そんな女、おっぱらえ!」と言っているような気さえします。すると……。
お姉さん「返品可能ですので、こちらにどうぞ」
え……? なんとあっさり返品を受け入れてくれました。その後、現れた店員のお兄さんはピアスの刻印も確認することなく、ススーッと返品処理をしてくれました。た、助かった……。けど……ドンキ、あんた、手慣れすぎじゃないのかね……? こんな申し出をしてくる客が前にもいたような雰囲気に見えたのは私だけ……?
いずれにせよ、怒られたりしなくて済んでホッとしましたが、これからは刻印はしっかり確認してから買おうと誓いました。勉強させてくれてありがとうな、ドンキよ……。みなさんも、アクセサリー購入の際はご注意ください。