町田啓太『テッパチ!』のラブストーリーはリアル!? 自衛隊「社内結婚」と「婚活サービス」事情
それではもっとも気になる、「自衛官が選ぶ(好む)女性」とはどんな女性だろうか? もちろん、好みとしては自衛官それぞれにあると思うが、大まかな傾向を知ることができれば、自衛官との結婚に一歩近づくはず。
「自衛官は自宅を空けることが多いことから、健康でしっかりした女性を希望する自衛官が多いと思います。あえて自衛官との結婚が不向きな女性を申し上げるとすれば、転勤を嫌う方は難しいでしょうね。一般隊員でも定年までに2〜3回の転勤はありますし、幹部は2〜5年に1回の割合で転勤があります。」
なんと! 意外とハードルは低かった(笑)。転勤さえいとわなければ何とかなりそう? なお、自衛隊には女性自衛官も数は少ないが存在している。知人の元女性自衛官によると、ものすごくモテるとの話である。圧倒的に人数が少ないわけだから、モテて当然だとは思うが、婚活サービスを利用する女性自衛官もいるのだろうか?
「女性自衛官の比率は、隊員全体からすると5〜10%と、とても少ないので、交際相手、結婚相手として男性自衛官を探そうとすれば候補者はたくさんいることになります(笑)。また男性自衛官からしますと、頑張っている女性自衛官の姿を常に見ているわけですから、そのような姿に魅力を感じるのも理解できます。それゆえ女性自衛官は『社内結婚』が確かに多いですね。もちろん『結婚相手は自衛官以外で!』と希望される女性もいらっしゃいますので、そのような方は当社の婚活サービスを利用いただいています」
宮下さん自身もかつて航空自衛隊に所属していた空自OB。自身の経験をもとに多くの自衛官と一般女性のカップリングを手助けしてきた。ちなみに宮下さんは20代の頃、奥様とテニスを通じて出会い、テニスの試合に弁当を作って来てくれたのが交際につながったそう。「まだコンビニなどない時代で、『男の胃袋をつかめ!』にハマったと思っています(笑)」。癒やし系だけどしっかり系で、お弁当作りが好きな女性は、“良き自衛官妻”になれる可能性が高いかもしれない。