【カレーマイスター・調味料ソムリエ監修】今夏は「スープカレー調味料ペースト」に注目! カレー風味の麺つゆにも◎
――北海道から沖縄まで、それぞれの地域でロングセラーを誇るローカルな調味料や、地元に根ざした注目の調味料をピックアップ。調味料ソムリエ/野菜ソムリエ・MICHIKOさんが紹介していきます。
北海道の味【スープカレーの作り方】
夏といえば、「カレー!」。北海道ご当地グルメの中で、一番人気はスープカレーですよね。今回は、北海道のソウルフードメーカー、ベル食品株式会社の「スープカレーの作り方」をご紹介いたします。
スープカレーは北海道で誕生した郷土料理のひとつ。サラサラで食感の良いスパイスが効いているスープに、ゴロゴロっとした具材がたっぷり入っているボリューム感たっぷりのカレーです。何と言っても、主役はスパイシーなスープ。
「スープカレーの作り方」は、じっくりと炒めた野菜とスパイスのコク、焦がしバジルの香り豊かさが特徴の「スープカレー濃縮調味料ペースト」です。カルダモン、クミン、コリアンダー、シナモン、オールスパイス等のスパイスがバランスよくギュッと詰まっています。ほどよい辛さとカレーらしい色合い、香ばしい香り、うま味とコクのある満足感たっぷりのスープです。
作り方はいたって簡単。「スープカレーの作り方」を水や湯、ガラスープでのばしていくだけです。お好きな具材を加えて煮込んだり、炒めた肉や魚介類、野菜と一緒に盛り付ければ、あっという間に完成します。手軽にササッと作れるのに、本格的な味わいに仕上がる優れもの。ひと瓶で4人前と言っても、サラッとしているスープカレーはたくさん食べられるので、あっという間に完食してしまいます。瓶は小ぶりなので、ストックしておくのに便利です。
夏にカレーが食べたくなるのは、カレーに含まれている唐辛子に発汗作用があり、汗とともに体内の熱が奪われるため、カラダを冷やす作用があるからだといわれています。また、カレーに使われているスパイスの多くが漢方薬として用いられていて、食欲を高めて胃腸の働きを活発にしたり、代謝を高めて体を温めてくれたり、老化防止、肥満解決にも役立つなど、さまざまな健康効果が期待できます。スープカレーを食べて、元気な夏を過ごしましょう。
【スープカレーの作り方】アレンジレシピ:エスニック風スープカレー
鶏ひき肉に加えたナンプラーとココナッツミルクがエスニックの味わいに♪
食欲がない時でも、サラリとうまい♪
材料(4人分) | 分量 |
厚揚げ | 2個(280g) |
夏野菜等 | 約500g |
鶏ひき肉 | 200g |
ナンプラー | 小さじ2 |
オリーブ油 | 大さじ2 |
A)スープカレーの作り方 | 1瓶 |
A)ココナッツミルク | 1缶(400g) |
A)水 | 400ml |
【作り方】
1)フライパンにオリーブ油を入れて、食べやすい大きさに切った野菜類を炒める。
2)鍋に鶏ひき肉とナンプラーを入れて炒め合わせ、ひと口大に切った厚揚げとA)を加えて沸騰させ、弱火で数分煮こむ。
3)器に1)と2)を盛り付ける。
*夏野菜類は、なす、ズッキーニ(3色)、パプリカ(赤)、しめじを使用。
炒めずに、電子レンジで加熱してもよい。
*お好みで雑穀米のおにぎり、野菜サラダを添えても。
【スープカレーの作り方】でカレー風味の麺つゆに!
具材は、冷蔵庫にあるもの何でもOK! じゃがいもやにんじん、玉ねぎの三種の神器、北海道のスープカレーらしくラム肉や鮭などを加えたり、納豆などをトッピングするのもおススメですよ。また、スープカレーを少し濃い目にのばし、炒めた豚バラ肉やネギを加えればカレー風味の麺つゆに。夏の定番、茹でた冷や麦がよく合います。
辛くしたいときには、一味唐辛子を加えて混ぜたり、カレー粉を少量の水で溶いて、スープカレーに加えてひと煮立ちさせ、お好みの辛さに仕上げましょう。
ほかに、「辛くない スープカレーの作り方」「スープカレーの作り方 えびだし」等があります。これ1瓶あれば、あなたも料理上手に♪