嵐・二宮和也、「世の中に出すよりも……」FC限定アルバムリリースの真意明かす
嵐・二宮和也がパーソナリティを務めるラジオ番組『BAY STORM』(bayfm)。6月19日放送では、嵐のファンクラブ(FC)限定でリリースされる二宮初のカバーアルバム『○○と二宮と』について話した。
『○○と二宮と』は、二宮の39歳の誕生日である6月17日に発売され、購入は嵐のFC会員限定であることも話題になった。番組冒頭でこの話題に触れた二宮は、「この日(放送日)は6月の19日なので、みなさん(アルバムを)聞いてますね?」と呼びかけつつ、「そもそも嵐のFCって存在してるじゃないですか。でも、今もう嵐は活動していないのに、FCがあって、そこに入ってる意味みたいなのが……、もし俺が会員だったら何もないな、と思っていて」と思いを明かした。
嵐としては、何かファンにしてあげたいとの思いから、会員限定のラジオをやっているというが、しかし二宮は、「それだけじゃ忍びないなと思っていて。自分が会員だったら何がうれしいだろう? って考えたときに、いまやっていない歌とか踊りとかまとめたものがいいなと思っていて」と、今回のきっかけを明かした。
これまでにも『BAY STORM』で楽曲カバーを披露してきた二宮だが、「それを、FCの人たちだけが買える状況にしてあげたら、ファンクラブの還元になるのかなと思っていて」との思いで発売を決定したという。
さらには、「せっかくだったら格好いい写真を撮ろうということになり……」と、ジャケット写真や、封入されている写真などにもこだわったとのこと。「そういうのも入ってたほうがうれしいじゃないですか……というか、うれしがってほしいじゃないですか、正確に言うと。世の中に出すよりも、内々で楽しんでいたほうが二宮っぽいなって」と照れたように明かしていた。
また、20日から各音楽配信サービスでの配信もスタートしているが、それについては、YouTubeチャンネル「ジャにのちゃんねる」などを通じて二宮に興味を抱いた人に対して「開けている」とのこと。
さらに二宮は、このアルバムのために嵐のファンクラブに入った人もいるという話を聞いたといい、「いやー、ちょっとでも嵐に還元できたと思いました! 自分が好きな歌うたったらファンクラブに入ってくれるって、そんな世界線があるんですね。いや、うれしい!」と率直な思いを話していた。
ソロアルバムの真意を明かした放送に、リスナーからは「嵐への思いも聞けてうれしい」「嵐のファンクラブ会員のこと気にかけてくれてありがとう」という声が集まっていた。