NEWS・増田貴久、「超嫌なタレント」にならないためマネジャーにお願いしてること
NEWS・小山慶一郎がパーソナリティを務めるラジオ『KちゃんNEWS』(文化放送)。6月14日深夜の放送回には増田貴久がゲストで登場し、セリフの覚え方について語った。
最終回を控えている現在放送中のドラマ『吉祥寺ルーザーズ』(テレビ東京系)で主演を務め、6月26日にスタートする綾野剛主演の日曜劇場『オールドルーキー』(TBS系)にも出演する増田。
この2つのドラマの撮影時期は被っていたというが、さらに増田は5月16日に放送された『今野敏サスペンス 機捜 235III』(テレビ東京系)にも警視庁第一機動捜査隊員・倉沢巧役として出演しており、今年に入ってからかなり多忙な日々を送っている様子。
『機捜 235III』の撮影が始まったのは、1月の頭だったようで「今年、初めての仕事があれぐらいだった。1月頭だった気がする。激寒(だった)」と振り返ると、小山は移動中にドラマを見ていたのか「あれね、車(の中で)最後まで見た」と明かしていた。
そして、立て続けにドラマに出演している増田に、小山が「バッグの中どうなってるの? 台本」と質問すると、増田は「今日、8冊入ってます」と告白。小山がチラッと増田のバッグの中を見たときにも大量の本が入っていたらしく「この人、本読まないけど……って思ったけど、どう見ても台本だしさ」と驚くと、小山は「最近、(台本に)いろいろ貼ってない? メモしたりとかさ。昔もそんな感じだったっけ?」と増田の台本の覚え方に興味津々。
これに増田は、『吉祥寺ルーザーズ』の台本の覚え方を例に挙げ、「マネージャーさんとセリフを読み合わせて。(相手のセリフを)読んでもらって」とマネジャーに付き合ってもらっていることを明かし、「これはほんとに申し訳ないというか、完全に俺の趣味(好み)なんだけど『感情を一切入れないで早く読んでくれ』って(頼んでいる)」と、自分なりのセリフの覚え方について語った。
小山から「感情を入れられると何が嫌なの?」と問われると、「(この段階ではセリフを)覚えてるだけだから。(感情は)そのあとに、俺が育てていく時間がもう1回必要なわけよ」と明かし、“セリフを覚えること”と“役柄の感情をつくること”を別々に行っていると説明。セリフを覚える段階では「音で聞きたいだけだから」というのが理由だという。
ただ、よかれと思ってマネジャーが感情を込めてセリフを読んでくれた場合、「『感情入れないで!』って言うターン、超失礼じゃん! やってくれてるのに。超めんどくさいはずなのに『ちょっと感情入れないでよ!』とか言ったら、超嫌なタレントだから」と、険悪な雰囲気になる可能性があるため、増田は最初に「1個お願いがあります。感情を入れないでくれ」とお願いすることにしているそう。
さらに小山から「瞬発力みたいな感じで覚えるんだ? この音がきたらこれを返す、みたいな」と聞かれると、増田は「もう耳だけで状況が頭の中で再生できるように」「それであとで現場に行ったときに(感情などを入れて)完璧に仕上がるっていう」と説明し、増田なりの役の作り方について明かしていた。
この放送にリスナーからは「まっすー台本8冊? 本当すごいよ」「まっすーの役の入り方めちゃくちゃかっこいいな」「台本の覚え方が感覚的で増田さんって感じ」などの声が集まっていた。