劇団ひとり、『午前0時の森』『King & Princeる。』レギュラー増でも「空回り」続く
「東京オリンピック・パラリンピック」から早くも1年がたとうとしている。そんな五輪の開会式で驚きをもって注目を集めたのが、劇団ひとりの登場だった。
国立競技場内にあるという架空の「東京オリンピックコントロールセンター」で働く職員としてVTRで登場した劇団ひとり。開会式の照明を操作し、東京の夜を意のままに操っていた。以来、テレビで見かける機会も増えているようだ。
「それまで、ひとりのレギュラーは3本。『ゴッドタン〜The God Tongue 神の舌〜』(テレビ東京系)『中居正広のキャスターな会』(テレビ朝日系、4月に『中居正広のニュースな会』から改題)『クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?』(日本テレビ系)といったラインナップでした。それが、今年から一気にレギュラーが増加。『King & Princeる。』『午前0時の森』(同)、そして『魔改造の夜 技術者養成学校』(NHK)の3本です。仕事が増えた要因は、“五輪”効果に加え、昨年Netflix映画でヒットした『浅草キッド』を脚本、監督し、文化人としての評価が高まったことも大きいでしょう」(芸能ライター)
だが残念ながら、新たに増えたレギュラーでの評判は芳しくないようだ。関ジャニ∞・村上信五と2人でMCを務めているトーク番組『午前0時の森』は、ネット上では「つまらない」との声が多くを占める。
「村上とひとりの距離感がいまだ定まってない感があり、ひとりがとにかく空回りしているように見えます。視聴者からは『クソつまらない。 劇団ひとりがうっとうしすぎてテレビ消した』『ひとりと関ジャニ村上。 華がない、面白くないよ。月曜からわびしい』『BGM代わりにテレビをつけてるだけなのに、クソつまらない。 耳障りなだけ』『もう見なくてもいいな。劇団ひとりの「俺が俺が」っていうのが見てて痛い』といったコメントがネット上に上がっています」(芸能ライター)
ちなみに同番組は、3月に生放送されたパイロット版が大炎上。ゲスト登場した元プロレスラー・前田日明が、尻の大きなグラビアアイドルについて「牛かカバ」と発言、さらにアフリカの一部民族を指す侮蔑的用語も口にした上、スタジオに呼んだグラビアアイドルの外見について「生理直前の胸が一番張ってるな」などと評価。一連の発言はネット上で大炎上となり、後日、番組は公式サイトに謝罪文を掲載した。
こうした騒動の影響からか、レギュラースタートとなった4月からは事前収録になり、内容も番組側が用意した“旬な出来事”についてMC2人が語るという番組に変わっている。