定価2.5万円以上のシャツが7,000円に!? 中古ショップで掘り出し物を発見!
――2年で1,300万円以上溶かし、現在借金は●00万円の“買い物狂い”のライターが、苦しくも楽しい「散財」の日々を綴ります。
金が、金がねえ………。なんといっても、私は「千葉N子生誕祭」というベントに250万円もの金をぶっこんだ女。給料と貯金をぜーんぶ合わせても150万円にしかならず、残りの100万円はリボ払いへ……。リボ払いの金利は15%と高いので、複数の借り入れをまとめることで月々の返済負担を軽減できる、銀行の「おまとめローン」を申し込むことにしました。この原稿を書いている今、ローンの審査待ちの状況です。
そんな状態だけに、新たに散財する気にはなれず、ステディと映画を観るために街へ出かけたときにも「私はなにも買えないから、デパートは見て回らなくてもいいよ……」と言いました。ああ、なんて偉いの、あたし。街に出かけても服や靴を見ないなんて……。散財の神に「どーだ!!」と言ってやりたい気分だわ。すると、ステディが私にこう言いました。
ステディ「俺、M-65のジャケットが欲しいんだよね。だから、中古ショップに行ってもいい?」
彼が口にしたのは、近くにある大きな中古ショップ。服や靴やゲームやミリタリーアイテムなど、いろんなものが売っているお店です。私は二つ返事でOKし、2人で中古ショップへと向かうことに。
お店に着くと、ステディは早速ジャケットを探し始めました。ところが、ステディは体重100kgのおデブちゃん。目当ての「XL」や「XXL」サイズがなかなか見つかりません。ステディが服を見ている間、私もステディに似合いそうな服を一緒に探すことにしました。
それにしても、いっぱい服があるのねえ~なんて思っていると……、とあるデニムシャツが目につきました。
私「このシャツ、可愛いぞ……?」
それは、爽やかなブルーに白のボタンが可愛いシャツ。お値段は、中古にしてはお高い7,000円。「中古なのに、なんでこんな高いの!?」と思った私は、このシャツのブランドを確かめようと、その場でタグに書いてあった「DENHAM」という文字をネットで検索しました。
メンズだったので、まったくのノーマークだったのですが、どうやら「デンハム」というオランダ発のブランドで、シャツは大体2万5,000円~4万円くらいで売られているようでした。となると、7,000円ってすごいお得じゃない!?
しかし、問題はサイズ感。このシャツはSサイズのため、ステディが入るわけないし……でも、諦めるのは惜しい。そ、そうだ!! 私が試着してみればいいんじゃない!?
この記事を読んでいる方々は「おい、お前が買うのかよ! 節約するんじゃなかったんかーい!!」とツッコんでいることかと思うのですが、そういう女なのよ、あたしゃあ……。
試着してみたところ、まさかのジャストサイズ!! ステディにも見せたのですが、「すごく可愛いね!」とのこと。あああああん、買います~~~~~!!!!!!!!!!
そんなわけで、息をするかのようにさらりと7,000円のシャツを購入し、店を後にしました。はあ……。その上、PayPayに1万円もチャージしてしまった……。ううっ、返済は大丈夫なのか、私よ!!
■今回の出費
DENHAM「ブルーのデニムシャツ」 7,000円