Hey!Say!JUMP・山田涼介『鋼の錬金術師』は初登場9位、『シン・ウルトラマン』が首位! 映画動員ランク
庵野秀明氏の企画・脚本、樋口真嗣監督で実写映画化した特撮アクション・エンタテインメント『シン・ウルトラマン』が、全国の映画館動員ランキング(興行通信社調べ、5月21~27日)で1位に輝いた。
同作は、謎の巨大生物“禍威獣(カイジュウ)”の出現が日常となった日本を舞台に、新たに設立された対策専門組織「禍威獣特設対策室専従班」に所属する隊員たちの奮闘を描く。宇宙から突如飛来した正体不明の銀色の巨人・ウルトラマンと禍威獣の戦いや、斎藤工、長澤まさみ、西島秀俊ら豪華キャストの演技にも注目が集まっている。
5月31日時点で、累計動員数180万人、興行収入27億円を記録しており、50億円超えにも期待がかかる。なお、今回のランキングで初登場4位となったトム・クルーズ主演の『トップガン マーヴェリック』は公開3日で興収11億円を突破するなど、『シン・ウルトラマン』を超えるペースで数字を伸ばしている。今後、両者の“興収対決”も見どころになりそうだ。
公開前より賛否両論の『シン・ウルトラマン』だが、公開後もネット上には「とてもよくできた映画で面白かった!」「まさに“見たかったもの”が見られて満足」といった称賛の声や、「時間とお金をムダにしたければ見るべし」「ウルトラマンや禍威獣、外星人のCGがあまりにもお粗末でシラけた」などの辛らつな意見が飛び交っており、かなり好みが分かれる作品のよう。
2016年公開の特撮怪獣映画『シン・ゴジラ』は、最終的に82億円を超える興行収入を上げて大ヒットしたが、『シン・ウルトラマン』はこの記録にどこまで近づけるだろうか?
続く2位は、テレビアニメの続編にして完結編となる『五等分の花嫁』(TBS系)の劇場版『映画 五等分の花嫁』が公開2週目でランクイン。同作は、五つ子の女子高生の家庭教師を務めることになった主人公の男子高校生が、勉強嫌いな彼女たちを無事卒業させるべく奮闘するという内容。公開から10日間で動員62万人、興収8億円を突破している。
3位もアニメ作品で、『名探偵コナン』(日本テレビ系)の劇場版シリーズ第25弾『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』が公開7週目で入った。5月23日までの累計で動員572万人、興収79億円を突破しており、前作『名探偵コナン 緋色の弾丸』の記録を抜いた形だ。
4位には、前述の『トップガン マーヴェリック』が初登場ランクイン。1986年公開の世界的ヒット映画『トップガン』の続編で、伝説のパイロット“マーヴェリック”が、達成困難な任務を抱えるアメリカのエリートパイロットチーム「トップガン」の前に現れるというストーリーだ。
36年前の『トップガン』に続く“続編”とあって、ネット上には当時のファンから興奮気味の感想が続出。「文句なしに面白い。続編をずっと待っていてよかった!」「もう言うことなし。感動で手が震えました」「何十年たっても変わらぬ素晴らしさ。完璧な続編!」といった絶賛の声が多く寄せられている。
また、「これは絶対映画館で見るべき。配信で見たら、面白さが半減すると思う」「映像も音も迫力があるので、できればIMAXで見てほしい!」「これぞハリウッド映画。劇場で見る以外の選択肢がない!」などと、劇場鑑賞を勧める声が多い。こうした口コミによって、まだまだ動員を伸ばしそうだ。