片付けの「プロが買わない」100均の収納ボックス10選! ダイソーの○○は優秀
白い収納ボックスは、サイズやデザインの種類も多く同じシリーズで揃えやすい商品です。しかし、「中身が見えない」収納になるため、戸棚を片付けるときには使いません。色が揃うことで片付いた気持ちになり、不用品を「長く保管するだけの箱」になりやすいからです。扉の中は、よく使うモノを置く場所です。保管する箱とは目的が違うので、見えない箱は選びません。
【4の解決案】戸棚の中なら「透明のケース」が楽!
白い収納ボックスは上から見下ろすことでしか中身を確認できません。そのため、戸棚の正面よりも「上から見える」場所で使うと○。もっと簡単なのが、全角度から中身が見える「透明の箱」を使うこと。ラベルを貼る手間もいらないので入れ替え、見直しも頻繁にできます。在庫が「見える化」できれば、予定外の出費も少なくなります。
【NG収納ボックス.5】棚の「奥行きサイズ」に合わないボックス
写真上は、ダイソーの「積み重ね収納ボックス」です。半透明で寸胴型なので、収納ボックスとしては「大正解の優秀品」です。問題は、「棚の奥行きサイズと合わない」こと。適切な「使い方をしていない」ため、散らかりやすくなります。手前の空間に、小物を置くスペースがあると「モノをとりあえず置く」ようになり、散らかりやすくなる原因です。
【5の解決案】空間の「奥行きサイズ」をしっかり測る!
戸棚の中で、収納ボックスを使う場合は「○」のサイズ感が正解。上は、拳ひとつ分。手前は、3cm以内が理想的です。収納ボックスの周りに何も置かない、載せないように「空間を使い切る」つもりで選びます。
【NG収納ボックス.6】100均「ハンドル付きボックス」
手が届きにくい高所で大活躍の「ハンドル付きボックス」ですが……。筆者は、100均では選びません。選ばない理由は「収納力が減る」からです。限られた空間だと、ハンドルの凹凸さえ収納スペースを奪う要素になります。例外として、冷蔵庫上段の収納だけ使います。
【6の解決案】軽めの小物なら「結束バンド」で十分!
キッチンの吊り戸棚へ収納する場合、上段には「落下しても困らないモノ」を置きます。例えば、スポンジやふきんのストックです。写真上のように、結束バンドでハンドルを作れば「棚のサイズをフル活用できるボックス」を選べます。できる限り、寸胴型で凹凸のない形状が◎。
【6のポイント】重たいモノなら「専用品」を!
食品や調理家電など、重たいモノを「吊り戸棚」に収納したい場合は「吊り戸棚ストッカー」がいちばん。400~500円相当の「かさばる箱」なので長く住む家に限りますが、専用品だけあって造りも頑丈です。キッチンのような「出し入れ頻度の多い空間」は、100均だけに頼らず専門的なグッズを使うようおすすめしています。