サイゾーウーマンカルチャー女性誌レビュータン溜め続ける義母現る「婦人公論」 カルチャー [女性誌レビュー]「婦人公論」2022年6月号 オムツやタンまで収集する義母……断捨離どころか“溜め込む”「婦人公論」読者の声 2022/05/28 21:00 島本有紀子(ライター) 女性誌レビュー婦人公論なべやかん 夫のオムツ、吐いたタンまで収集する義母 一人目の投稿者(60歳女性)は、認知症になった義母の収集癖に悩んだそう。「夫が赤ちゃんだった頃に買ったらしい新品のオムツ」「謎の液体が入った瓶」から「吐いたタン」まで、収集物のバリエーションが豊かでしびれます。二人目の投稿者(57歳女性)は、レジ袋集めに夢中。レジ袋有料化を機に収集熱は高まっていったそうで、大量のレジ袋の置き場に悩んでいるとのこと。こんなところでも小泉進次郎の顔が浮かびますね。 しかし投稿者のお二人は、まだまだ気力・体力ともに充実している様子。断捨離は先伸ばしで良さそうです。 どうしても「なべおさみ」が脳裏に浮かぶ池江母のインタビュー 最後は、水泳の池江璃花子選手の母で、幼児教室経営者の池江美由紀さんへのインタビュー「娘・璃花子を育んだ『夢を叶える』メソッド」を見ていきましょう。先月号は歌手・MISIAの母にインタビューしていた「婦人公論」。“すごい人を育てた母”シリーズなのでしょうか。 池江選手をはじめ3人を育てたシングルマザーである美由紀さんは、最初の出産の1年4カ月後、子ども向け能力開発教室を開校。妊娠中に「病院の都合で『産まされる』のではなく、妊婦や赤ちゃんにとって自然なお産がしたい」と考えたり、右脳教育のメソッドに興味を持ったのがきっかけだそうです。 教室の中でも特に遊具の「うんてい」は「生徒の潜在能力を引き出すのに役立った」と語り、自宅のリビングにも設置してあるそう。自然派パワフル系のお母さまのようです。 池江選手といえば2019年、「フライデー」(講談社)でなべおさみとの家族ぐるみでの交流が報じられました。池江選手がなべによる「手かざし療法」を受けているのでは? と言われましたが、そのあたりについてはもちろん触れられていません。しかし、どうしてもなべの陰がチラついてしまうのです。もしかすると、池江選手の母と“自然派”なところで意気投合したのか、なべ家にも「うんてい」があったりするのか……池江&なべへの興味は深まるばかりです。 前のページ12 島本有紀子(ライター) 女性ファッション誌ウォッチャー。ファッションページから読み物ページまでチェックし、その女性誌の特性や読者像を想像するのが趣味。サイゾーウーマンでは、「ar」(主婦と生活社)と「Domani」(小学館)レビューを担当していた。 記事一覧 最終更新:2022/05/28 21:00 楽天 婦人公論 2022年 06月号 [雑誌] なべおさみと言えば、息子の替え玉受験大バクチ 関連記事 こんまり、「婦人公論」対談で覗かせた”金になる仕事”へのするどい嗅覚石田純一、「無言」で対談に現る! 東尾家の闇の深さが垣間見える「婦人公論」の親子特集97歳の看護師に104歳の理容師! 「婦人公論」90代でも働く高齢者に見るツライ将来三田佳子、人生初「やよい軒」の感激を語る! 「婦人公論」幸運特集に漂うのは自己啓発セミナー感?徳光和夫「AKBの1人や2人は妊娠させられる」発言を「婦人公論」で釈明! 「妻に感謝」節に漏れるヤバさ 次の記事 ジャニーズチケット上限2枚に変化か >