やってはいけないNG収納、プロが手直し! ビフォーアフターでこんなに変わった!
おしゃれな収納品として有名な紙製ボックスです。頑丈な造りですが、このサイズに書類を詰め込むと、女性の力で荷卸するのは困難なほど重くなります。そのため「中身の更新」を怠りやすくなり、ただ長く保管するだけに繋がります。また、長く使うとボックスの角や四隅、取手部分に「劣化」が出ます。
【After】軽くて扱いやすい「布製」にアップデート
定期的に「見直し」て、モノを減らせるように「布製」に変える提案をします。布製のボックスなら、硬いボックスより軽くて扱いやすいので気軽に出し入れできます。空気を圧縮できるので、空間も奪わずコンパクトです。
【NG収納.5】何でも入る「深型ボックス」に収納
写真上のような「深型ボックス」は、大容量でコスパも抜群です。ほかにも、カラーボックス用の収納ボックスや、椅子になる収納ボックスを同じように「深型ボックス」とします。置く場所に迷ったモノを「とりあえず入れる」のに便利ですが、無法地帯になりがちです。
【After】小物は「ビニールケース」で仕切る
深型ボックスは、大きめのモノだけ収納すると良し。小物や雑貨入れに使いたい場合は、100均のビニールケースを使って「グループ収納」を作ります。同じサイズの「透明の保存袋」や「空き箱」も◎。何が入っているか、上から見えるように仕切りを作ります。
【NG収納.6】「ビニール袋」を使った収納
ビニール袋に入れたまま、中は何だっけ? というパターンが頻繁にあります。特に、購入品のパーツ、工具類、外出時に持ち出した小物が入りがち。困ることが少ないためそのままにしがちですが、中がわからなくなる理由は、中身が見えないのと「置く場所が決まっていない」ことが考えられます。
【After】透明のビニール袋を使う
中は何だっけ? を防ぐポイントは、「レジ袋」より「透明の袋」を選ぶ習慣。透明のゴミ袋(20L)や保存袋を用意しておけば済みます。事前の習慣が大切。
【NG収納.7】コンロ周りの「調理ツール」
コンロ周りに「調理ツール」を吊るすと便利そうですが、ズボラさんには不向き。出す時は、簡単ですが、戻す「定位置」が細い穴に細い先端だと、手先がプルプルしちゃいます。
【After】「投げ入れ式」のツールスタンドに
間口の広い空き瓶を用意して「投げ入れ式」のツールスタンドにすると簡単です。手元を見ずに戻せて、掃除も楽になります。
ちなみに、コンロ脇に配置するのは「1軍のみ」で、2軍は引き出しの中へと分けます。使用頻度別に収納する場所を変えるのも、取り出しやすさのポイントです。ただし、家の広さによって変わります。