視聴者って正直ね……

綾瀬はるか、月9『元彼の遺言状』3話連続“視聴率1ケタ”! 不評を買った“あの作品”と脚本家が同じ!?

2022/05/23 12:00
サイゾーウーマン編集部
綾瀬はるか、月9『元彼の遺言状』3話連続“視聴率1ケタ”! 不評を買った“あの作品”と脚本家が同じ!?
フジとは『ビューティーコロシアム』からの因縁も(C)サイゾーウーマン

 5月16日に放送された綾瀬はるか主演の“月9”ドラマ『元彼の遺言状』(フジテレビ系)の第6話。世帯平均視聴率は、前回から0.6ポイントダウンの7.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、3話連続で1ケタ台という状況になっている。

 同作は、小説家・新川帆立氏による同題ミステリー(宝島社)の実写版。遺産相続問題を通じて知り合った主人公の弁護士・剣持麗子(綾瀬)と、作家志望の謎の男・篠田敬太郎(大泉洋)がタッグを組み、事件を解決するという物語だ。

※以下、第6話のネタバレを含みます。

 第6話では、ホストクラブのナンバー1・織田信長(土井一海)が、元ヤクザの神父・木下雄一郎(尾上寛之)の教会に懺悔をしにやって来る。そんな織田を、ナンバー2ホスト・森蘭丸(味方良介)が、教会にある仮眠室で殺害。森は逃走を図ったものの、仮眠室は施錠されていたため逃走できず。そこで森は、同僚の黒丑益也(望月歩)に連絡を取り、剣持に弁護を依頼する……といった内容だった。

「当初、森は織田の殺害を否定し、剣持もそれを信じて無実を証明するために動いていました。しかし、森は織田の保険金の受取人になっており、借金も抱えていたことから、剣持は疑いの目を向けるように。その後、剣持は森に殺害を認めさせ、弁護人を辞退したのです」(芸能ライター)


 さらに、織田と森を仮眠室に閉じ込め、殺害するように仕向けたのは木下だったことが発覚。木下は7年前、持病の発作が起きた息子を車で病院に連れて行こうとした際、渋滞に巻き込まれ、息子は死亡。この渋滞の原因となったのが、織田が起こした暴行事件であることを今回の懺悔によって知り、森をそそのかしていたのだ。

「この展開を受け、ネット上では『神父に息子がいるの? プロテスタントと混同してない?』『カトリックの神父って未婚じゃないとダメだよね?』といった疑問の声が続出。作中では、ヤクザ時代に刑務所に服役していた際、息子が生まれたという情報はあったものの、相手の女性と結婚したのかや、神父になった時期については明言されていませんでした。そのため、違和感を持った視聴者が多かったようです」(同)

 カトリックの神父は基本的に未婚であることが求められるものの、英国国教会から改宗した既婚者も、神父になれるという特例が設けられている。

「とはいえ、“カトリックの神父は未婚である”という認識が広く知られているため、視聴者が混乱するのも無理はないでしょう。ネット上には『誤解を招くから、特殊な設定があるなら説明を入れるべき』といった指摘もみられました」(同)

 なお、第6話の脚本は小谷暢亮氏が担当。同氏は、今年1月期にTBS系“日曜劇場”で放送された『DCU〜手錠を持ったダイバー〜』の脚本も務めていた。


「『DCU』は初回16.8%で好発進し、全話2ケタという好成績を収めています。数字の面では好調でしたが、視聴者からは『脚本が雑すぎる』『役者の演技はいいのに、脚本が驚くほどつまらない』などと不評を買っていました。『元彼』『DCU』ともに複数名で脚本を担当しているため、小谷氏が“戦犯”とは言い切れませんが……」(同)

 果たして『元彼の遺言状』視聴率低下の原因は、どこにあるのだろうか?

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最終更新:2022/05/23 12:00
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脚本家の名前、ちゃんと覚えとこ