愛子さま、不登校問題や“激やせ”報道との「ギャップ」……皇室ウォッチャーが語る「初会見が国民大ウケのワケ」
3月17日、成年皇族として初めての単独会見に臨まれた愛子さま。その流暢な受け答えが評判を呼び、特に「長所」を聞かれた際の「どこでも寝られること」という回答には、国民が“大ウケ”。「こんなにもユーモアにあふれたおちゃめなプリンセスだったなんて!」という驚きの声も上がったが、愛子さまの“話術”は、天性のものなのか、それとも努力の賜物なのか……。皇室ウォッチャー・X氏に見解を聞いた。
愛子さま、機転を利かせた雅子さまへのお言葉
――愛子さまの初の単独会見について、率直にどのような感想を抱かれましたか?
皇室ウォッチャーX氏(以下、X) 愛子さまのお人柄が感じられる記者会見だったと思います。実際に見ることができたのは、カメラ撮影が可能だった、会見場に入られてから3問目のご回答までですが、その所作や受け答えの様子に、気持ちがとてもほっこりしました。そもそも、愛子さまの肉声というのはこれまでほとんど聞いたことがなかったので、純粋に「こんなに穏やかな声色でいらっしゃったのか」という新鮮な驚きもありましたね。
また、事前に質問に対する回答をお考えになっていたという愛子さまですが、当然緊張もしていて、ところどころ回答に詰まった箇所も。それでも頑張って回答を思い出し、しっかりとお答えになっていた姿には、とても好感が持てました。
――特に印象深かったコメントやエピソードを3つ教えてください。
X まずはネット上でも盛り上がった「長所はどこでも寝られるところ」とのユニークなご発言ですね。那須御用邸の縁側にあるソファーで寝てしまい、そのまま翌朝を迎えた……というエピソードは、多くの国民が親近感を抱いたのではないでしょうか。
2つ目は、ご両親との思い出についてです。学校の長期休みにご一家で須崎御用邸で静養されていた際に、海でサーフボードを浮かべて3人で座ろうと挑戦したところ、「見事全員で落下した」というお話でした。普段、公務で拝見する天皇陛下と皇后陛下のお姿からは想像できない“ギャップ”に驚きましたね。
最後は、「ご両親にどんな言葉を伝えたいか」という関連質問に対するご回答です。愛子さまは、ご自身がお生まれになった際の雅子さまのお言葉「生まれてきてくれてありがとう」にかけて、「私も生んでくれてありがとうと伝えたい」とお答えになったのですが、本当に感動的でした。関連質問に関しては、その場でマスコミ側から出されるアドリブの質問なので、あのご回答は愛子さまが機転を利かせたものなのです。逆に言えば、普段からそう思っているからこそ出てきた言葉だと言えます。