ジョニー・デップの元妻アンバー・ハード、DVが「怖かった」と嗚咽し訴えるも「涙が出てない」「あり得ない」と失笑されるワケ
片や、アンバーのファンや支持者は裁判所に来ていないようで、彼女が乗った車がスピードを上げて裁判所を去る時は、ブーイングが起きている。
そんなアンバーは、感情的になりすぎて墓穴を掘っているという報道もある。20年にジョニーが英タブロイド紙「ザ・サン」を相手取って起こした名誉毀損の裁判で、証言台に立っていたアンバー。ジョニーが元恋人のケイト・モスを階段から突き落としたと証言していたが、今回もその話を口にしたのだ。
ジョニーは94年、ニューヨークのホテルで当時交際していたケイトと口論になり暴れ、器物破損で逮捕されたことがある。ケイトはけがをしておらず、2人はその後も4年間交際を続けていたが、アンバーは2人の関係者から「ジョニーはケイトを階段から突き落とした」と聞いたと主張。しかし、この話は単なるうわさ話、ゴシップだとされる。
今回の裁判は、あくまでジョニーとアンバーの関係を問うものであり、過去の交際相手との出来事や、交際する前の犯罪歴については触れないという取り決めを事前に行っていた。しかし、アンバーがジョニーとケイトの話を持ち出したことで、裁判官がこの取り決めを取り消す可能性が出てきたという。アンバーがケイトについて発言した時、ジョニーの弁護士が小さくガッツポーズをしたのは、それを確信したからだとみられている。
アンバーは、09年に交際していたタシア・バン・リーに対し腕を強くつかみ叩いたとしてDV罪で逮捕された。ジョニーの弁護士は「アンバーからDVを受けた」と主張しているため、アンバーが反対尋問で逮捕歴について聞かれた場合、非常に不利となるだろう。
また、ケイトが証言台に招かれる可能性もあり、今後の展開は面白いことになるとネット上は盛り上がっている。
アンバーに対するバッシングがあまりにもひどく、「魔女狩りのようだ」と眉をひそめる人もいるが、ジョニーの主張が正しいのなら、アンバーの嘘によりジョニーのキャリアで失ったものはあまりにも大きい。裁判の行方から、ますます目が離せそうにない。