ヒカキンら所属YouTube事務所「UUUM」、人気の3組が退所か……戦略方針変わり「リストラ」公表する人も
ヒカキンらが所属する大手YouTuber事務所「UUUM」から、4月29日までに3組の人気YouTuberが退所したようだ。
今回、退所がうわさされているのは、DIYやおもちゃのレビュー動画を投稿している女性YouTuber・こうじょうちょー、小中高生の三姉妹YouTuber・にゃーにゃちゃんねる、そして女子高生YouTuber・りくChannelの3組。それぞれ、SNSや動画で退所を報告したわけではないが、UUUMの公式サイトからプロフィールが削除されており、ネット上で退所が疑われている状況だ。
「3組はいずれも、キッズや10代に向けた動画を投稿しており、それぞれ14年から約8年間所属していたキャリアを持つメンバー。なお、チャンネル登録者数は『こうじょうちょー』が約51万人(5月2日時点、以下同)、『にゃーにゃちゃんねる』が約36万人、『りくChannel』が約28万人で、固定ファンもしっかりついている印象です」(芸能ライター)
UUUMは2020年以降、今回のような人気YouTuberの“大量退所”が相次いでいる。同年2月には、大食い系YouTuber・木下ゆうかが退所し、4月には関根りさ、ハイサイ探偵団、エミリン、カップルYouTuber・ジュリディがUUUMから退所。当時、ネット上では「どんどん人気者がいなくなって、UUUMは大丈夫?」などと、心配の声が上がっていた。
一方で、UUUMは昨年12月、クリエイタービジネスの戦略方針を転換し、今後は「インフルエンサー・ギャラクシー事業」を進めていくと発表。マネジメント対象のクリエイターの定義を「ビジネスを共創できるポテンシャルが高いクリエイター」と改め、専属契約していた約300組のクリエイターのうち、約半数をマネジメント対象から外した上で、22年春頃までに順次「ネットワーク契約」に切り換える方針を明かした。
「その後、今年1月末には、おもちゃレビュー動画などを投稿していた男性YouTuber『勝亦博物館』が、21年末でUUUMを退所していたことを報告。5年間ほど在籍していたそうですが、『ギャラクシー事業に引っかかってリストラされた』と告白しています。さらに、今年2月には女性YouTuber・日向結衣と、その夫でYouTuber・さとひろも退所を発表。さとひろは退所理由を『形としてはリストラ』だと説明しています」(同)
YouTuberの大量退所から、「インフルエンサー・ギャラクシー事業」を推し進めている様子がうかがえるUUUM。今後も、「ビジネスを共創できるポテンシャルが高いクリエイター」かどうか見極められるYouTuberが続出しそうだ。